安治川トンネルと天保山渡船を巡るウォーキング

12月11日(木)

またまたこの日は山へ行こうと、前夜から用意をしたのはいいが、朝ふとんから出るのがイヤになって二度寝した。起きたら9時を回っていた。天気も良いのにどこにも出て行かないのはもったいない。

ICOCAの残高も残っているので、今日は電車に乗って、安治川トンネルや天保山渡船などを巡るウォーキングへ出掛けました。

ここ最近は登山のペースが激減。ブログ名から「登山」を外さなければならないかもね💦

ベイエリアウォーキングスタート!

最寄駅から電車移動

最寄り駅は悲しいかな普通しか停車しない。快速の通過待ちやらで1本逃すと結構待たされる。

待っている間に今日歩くコースをGoogleMapで再確認。ようやく電車がやってきた。

JR西九条駅で下車

JR西九条駅で下車するのは初めてかも。仕事では西九条駅へよく来ますが、いつも阪神線やゆめ咲線に乗り換えるだけなので、駅の外へ出たことが無い。2番出口を出て、目の前の大きな通りを南へ歩いて行く。

安治川トンネル

JR西九条駅から250mほど歩くと「安治川トンネル」に到着した。駅からすごく近い。

ここでちょっと安治川トンネルについてまとめてみた。

あじがわトンネル/安治川隧道

川底を通る珍しいトンネル で、戦前の土木技術を今に伝える歴史的なインフラです。

概要

  • 所在地:大阪市西区〜此花区(西九条〜九条の間)
  • 竣工:昭和19年(1944年)9月15日
  • 延長:約 80.6m(川底を横断)
  • 形式沈埋トンネル工法 — 鉄骨鉄筋コンクリート製の管を沈めて接合し、川底を渡す構造。日本で初めてこの工法を採用した例とされています。

この沈埋工法は、深い川を橋で渡れない場所(船舶航行や地盤の制約がある場所)で採用される技術で、戦前としては非常に先進的でした。

利用の歴史

  • 開通当初:車両・歩行者・自転車が通行できる道路トンネルとして使われていました。歩行者と車両それぞれに専用エレベーターがあり、川底のトンネル入口まで降りて通行しました。
  • 交通量の変化:1961年には、1日約8,500人の歩行者、約4,600台の自転車、自動車約1,200台が通行した記録があるほど利用されていました。
  • 車両通行の廃止:下流に 安治川大橋(国道43号) が開通し交通量が減少、トンネル内の排気ガスやエレベーター待ちの問題もあって 1977年(昭和52年)に車両通行が廃止 されました。

現在の姿

現在は 歩行者・自転車専用 の川底通路として使われています。

  • 両岸にエレベーターがあり、地上から川底まで降りて通行します。
  • 自動車用エレベーターや車道部分は閉鎖されており、歩行路のみが供用されています。
  • 周辺住民の日常的な移動ルートとして、今も親しまれています。

なぜ作られた?

安治川は江戸時代から重要な物流路として発展し、明治〜昭和にかけて船舶が大型化。川に橋を架けることが困難だったことや、陸上交通の需要増加を受けて、渡し舟の代わりに確実な道路連絡をつくる必要 から川底トンネル建設が計画されました。

80mほどなので対岸に建つ出入り口の建物が見えてます。しばらく見ていましたが、すごく利用者が多い。次から次へと利用者がやってくる。

それもそのハズ、このトンネルが無ければ4㎞大きく迂回しなければならない。車でも12分の距離です。

こちらは車専用のエレベーター(現在は使われていない)

間口が広いエレベーター。乗れそうにないので階段で降りることにした。

階段で降りたものの、想像よりかなり深い。のぼりは絶対にエレベーターしよっと。

トンネル内は普通の道でした。よくある地下鉄の連絡通路みたいな感じ。

10月は関門トンネルで海の下を歩いて、今度は安治川トンネルで川の下を歩く。

関門トンネル人道道を歩いた時の記事はこちら↓

反対側(九条駅側)に出てきました。建物の作りはまったく一緒です。

安治川トンネルの通行料は無料です。九条駅まで歩いて移動します。

キラキラ九条商店街

九条の駅まで商店街を歩いて行く。ここの商店街はわりと開いているお店が多いな。

クリスマスの飾りつけなどもあってクリスマスの雰囲気も楽しめました。

商店街のBGMは薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」が流れていた。BGMまで完全に昭和だった。

地下鉄中央線「九条駅」

ここから地下鉄に乗って天保山へ向かう。

2ヵ月前までは夢洲駅も賑わっていたんだろうね。今では夢洲駅まで行く人も居ないんじゃ??

赤レンガ倉庫

おーっ、いきなり古いロールスロイスが停まっていました。恐る恐る中へ入って行くと、ここは赤レンガ倉庫を利用したクラシックカーミュージアムだそうです。本日は定休日でした。

更に奥へ入って行くと、ちょうど結婚式の写真撮影をしていました。邪魔になりそうなので、ここから撮影するだけにした。お幸せに~💛

まだまだイチョウの木は頑張っていました。

観覧車のところまで歩いてきました。今日は歩いていると暑いっす💦 

バイクで天保山に来た際は観覧車下(赤矢印)のところに無料のバイク置場がありますよ。

せっかくなので天保山に登ろう!

観覧車から一瞬で天保山登山口に着いた。登ると言っても、目の前に見えている階段分を登るくらいw

3回目の天保山山頂

天保山に登ったのは3回目です。3回ともいいお天気でした。

ここから対岸のUSJの方へ渡りたいので、このすぐ裏手にある天保山渡船場から船に乗ります。

対岸の赤矢印のところへ渡ります。現在大阪市内には、市が運営する渡船場が8ヶ所もあるそうです。今回天保山航路に乗船すると、残りは6ヶ所だ。で、8ヶ所あると線ですが、今回の天保山航路が1番長いそうだ。

近いうちに一筆書きで6ヶ所すべて乗船してみよう。出来れば歩いて。

ちょうど船が来ていました。どうやら走っても間に合いそうにないので、次の便を待つことにした。近いしすぐに戻ってくるだろう。と、この時は思っていました。

天保山渡船場

トイレは公園内にあります。綺麗なトイレなので安心して使うことが出来ました。

入口は乗船まで閉まっているので待合室で待ちます。

えっ💦 さっき出発したのは12時30分の便やん。って、ことは次は13時なので30分後やん😢 

天気も良いので表で日光浴しながら待ちます。長かった~

乗船しました

乗船時間前になると続々人が集まってきてトータル20人くらい乗せて出発! 乗船料はもちろん無料です。

2分足らずで到着。それにしてもすごい着岸テクニックだ。その角度から行くか~と、思ったらほぼピッタリに着岸。感動した!もちろん着岸時の振動も皆無だった。

帰りはJR桜島駅から電車に乗って帰りました。天気も良く暖かかったので歩いていても気持ちが良かった🎵

次こそは近場の山へ行くぞ。(多分・・・)