開放感バツグン!高御位山
とにかくどのコースを歩いても視界を遮るものが少なく展望を楽しみながら尾根歩きが出来る山だそうだ。そんなご機嫌ルートを歩いてみたい! ロクに下調べもせず行ってきました。
高御位山への登山道は豊富でどのコースを選んでもまず間違いは無さそうだ。今回はとりあえず駐車場がある「阿弥陀新池」からスタート出来るコースを選んでみました。
大阪市内から下道で行く。距離は90km 当初は90kmくらいならバイクで行こうかと考えましたがひな祭り寒波とかいう奴で挫折。車で行って正解でした。
阿弥陀新池の駐車場(無料)
阿弥陀新池に浮かぶようなパーキングがあるのでそこに停めた。ハイキングなど利用する方に無料で開放しています。ありがたい。
高御位山(たかみくらやま)は、兵庫県加古川市と高砂市の市境に位置する山。
標高304.2m。別名は播磨富士。東播磨丘陵地高御位山系の連峰は播磨アルプスと呼ばれることがある。
砂利の駐車場ですが無料なので文句は言えない。
【北山鹿島神社登山口】
駐車場から5分ほど歩くと鹿島神社がありその裏手付近に登山口がある。案内板はこまめにありますので迷うことはないでしょう。
この看板見る前にこのガレガレの岩場+急坂見たら誰もバイクで登らないと思います。
かなりの斜度ですがグリップのいい岩なので安心して登れます。
登山道は何度かアップダウンを繰り返しこれが山頂への最後の登り。標高は300mの低山だけどボリューム満点そしてかなり楽しい山。
登りきると「成井登山口」からのルートと合流。
階段の登山道には街灯が設置されている。少し階段を上がると山頂に到着。
飛翔(ひしょう)の碑 大正10年10月17日にこの場所から地元の21才の人が
自ら作ったグライダーで関西初飛行をしました。それを記念して建設されましたらしい。
【高御位山山頂】
ルートのほとんどは展望ありましたが山頂から見る景色は最高です。
山頂にはバイオトイレがあります。
使用感は・・・まずトイレに入ると木の匂いがする。ぼっとん便所でその中におがくずみたいなのが散布されおりそれが木の匂いがするみたい。ヘンな匂いじゃないので全然我慢出来る。それより電気が暗い。入った瞬間電気のスイッチ探したが目の前の蛍光灯には電気がついてた。これだけ暗いとケツ拭き作業がかなり困難になる。こればっかりは経験と勘に頼るしかない。
山頂から歩いてきたルートが確認出来る。登ったり下ったり・・・低山のわりに結構ボリュームあります。
山頂の少し手前から気になってたんだけどどうも山火事があったような感じのフインキ。最初は山焼きでもしたのかと思ってたけどどうもそんな感じじゃない。看板まで焼きつくされている。
帰宅後に調べてみるとやはり山火事でした。どこを調べても出火の原因が書いていなかった。タバコなんだろうか・・・
高砂市北部の山中から燃え広がった山林火災が29日午前8時、鎮火した。発生から実に122時間。鎮圧後も再び煙が上がるなどし、残火処理に時間を要したが、人家への被害なく収束を迎え、市民にもようやく安堵が広がった。消失は高砂、加古川、姫路市で計119ha。 ◆神戸新聞1月30日朝刊◆
下山はあの馬の背へ下りる予定。
この馬の背の付近が出火元だったらしい。
【馬の背】
もう少しで下山だし昼食べていないのでこの岩場で休憩。ローソンで売ってたおつまみのサラミを網であぶるとまたコレがGOOD!休憩してたらかなり雪が降ってきた。もう3月なのに。
鳥居を目指してドンドン下ります。
【馬の背登山口】
鳥居の前に出てきました。ここから池に浮かぶパーキングまで1kmちょっと歩きます。後で調べたらコミュニティーバスがあったらしいけど時刻表もわからないし何よりこんな田舎だと・・・まずすぐには来ないし歩いた方が早い。
帰りに加古川の「ぷくぷくの湯」に行った。有馬温泉の金泉のようなお湯。こちらは特に入浴後に洗い流さないで大丈夫。入浴料は500円は安い! 体も温まって寝椅子で寝ころんでたら2時間くらい寝てしまった。
そして外を見ると雪が吹雪いていた。高御位山いいお山でした。