山頂までずっと急登な迷岳

2023年9月18日

合計距離: 10.79 km
最高点の標高: 1303 m
最低点の標高: 269 m
累積標高(上り): 1614 m
累積標高(下り): -1616 m
Download file: mayoi202002.gpx
山行データ
  • 【山名】 迷岳
  • 【標高】 1309m
  • 【山行日時】 2020年2月2日
  • 【天気】 晴れ
  • 【メンバー】 えのさん+登山好人
  • 【歩いた距離】 10.8km
山行時間 7時間25分 距離10.8㎞
  • START
    8:45
    スメール上の駐車場所スタート
  • POINT1
    8:52
    登山口
  • POINT2
    10:00
    尾根に出る
  • POINT3
    10:31
    飯盛山北峰(809m)
  • POINT4
    11:52
    下山路分岐
  • POINT5
    12:39~13:38
    迷岳山頂(1309m)+昼食
  • POINT6
    14:02
    下山路分岐
  • POINT7
    15:14
    林道終点
  • GOAL
    16:10
    登山口へ戻る

今年は異常なほどの暖冬で仕事中にも汗をかくくらいだ。到底近場では雪山を楽しむことが出来ないのでどうしたものか。時々、金剛山ライブカメラを観ては積雪してるんだけど行こうと思った時には溶けて無くなっている。今年は早めに雪山諦めてこの機会に夏場では蜘蛛の巣や虫に悩ませられる低山でも徘徊してみようかと思っているが1度くらいは雪を踏んでみたい。

今回も雪山を諦め比較的近場で行ったことのない「迷岳」へ行ってきました。ネーミングがちょいと気になりますが標識なども多く迷いようのない迷岳だそうですがいきなりの急登の連続、標高差1000mはどんなもんかと登ってきました

【8:45】えのさんに迎えに来てもらいスメール上の無料パーキングに到着。なんとか1時間だけ睡眠がとれたけど大丈夫か!?ここは一応関西百名山でこんな時間だしパーキングには他にも登山者の車があると思いましたが僕らの車だけやん。あんまり人気ない山なの??

【8:52】登山口はパーキングの目の前。アクセス最高です★ 登山口の標高は270m 1309mの山頂まで標高差1039m レッゴーです♬

夏だと草ボーボですが今の時期はOK!

登山口からほぼ平坦な道を歩くと標識があります。ココを右に登って行きます。

右に曲がったところです。

で、ココから容赦ない急登の連続です。

すでに汗だくで言葉少なめで黙々と登って行きます。

上を見上げても延々と急登が続いている。

ほとんど展望のない急登ですが木々の間から一瞬下界が見えた。

【10:00】ようやく尾根道に出た!と、思ったら風が強くてメチャ寒い。この先も急登はまだまだ続きますが今までの急登と違って岩場とかも出てくる。双門コースに近い。

尾根に出て一瞬は緩やかですがもう奥には壁みたいな急登が見えてます

もう手足フル稼働で登って行きます。ストックが邪魔や!

ちょっとした細尾根なところも・・・

細尾根のところからは駐車位置付近が見えました。結構一気に登ってきました。

地形図を見る限りP809を過ぎると割と楽勝かと思いましたがなんのなんの。ちょっとした登りでも登りにくい急登な岩場だったりでなかなか距離が稼げません。この辺なんかは急登だけどまだマシなところ。

【10:31】飯盛山北峰に到着!ここは下界から見たら鎧岳みたいな迫力ある山容です。

双門ルートさながらのコースですね。変化があって楽しいが急登の連続は寝不足にはキツイ。

また壁やん

白いモノがポツリポツリと。

もう~壁は見飽きたぞぉ!

【11:52】P1079へ登る手前で下山路の分岐を確認。

今年最初で最後の雪なんかな~

ようやくココまで来て迷岳が顔を出しました♬

アイゼン必要と思ったので装着できる登山靴を履いて来たけどソールがもうかなりすり減って滑って怖い。ソール張り替えないとな。

【12:39】やっと迷岳山頂に到着★ ココまで誰ともすれ違わなかったなぁ~

ヨッシャ! ふぅ~結構登りごたえありましたね。

この稜線を歩いて行くと池木屋山まで続いている。さらには高見山までも。

山頂はあまり展望はよろしくない。

薄っすら熊野灘も見えてるような。大台ヶ原、大峰も少し見える。

風が少しあったので山頂から少し南へ下ったところでメシにした♬ ココなら風も当たらなくて太陽がとても暖かくて気持ちいい★

【13:38】下山開始!

今年最後の雪かもしれないな。

山頂の北側には木々の間から三峰山が見えます。

ブナ、ヒメシャラの間を縫って下ります。この辺気持ちいい道でした。

【14:02】下山路の分岐点に到着。下りはさすがに早い!

順調に下ってるとルートロスト。正規のルートは尾根から外れ左へ進まなければならず、そのまま下って渡渉地点近くになるとまた尾根に近くなるみたいなのでそのまま尾根芯を下る。

尾根も終盤になるとかなり傾斜が強い。その時ふと左の方向を見ると正規ルートの「登山道」のテープを発見!ようやく正規ルートに無事復帰。迷岳で迷いそうになったよ

【14:51】1つ目の渡渉地点(唐谷分岐)

唐谷分岐以降がなかなかスリリング。すり減ったソールがまたスリリングにさせてくれる。道は極細になり谷へ傾斜しているところも多く三ノ滝、ニノ滝を高巻きしているのでズルっといけば50m以上は滑落してサヨナラ出来る区間なので慎重に。ちょとした下ノ廊下って感じだ。今日は双門ルート、下ノ廊下と色々堪能できたな。

なんか黒っぽいモノが集まってると思ってよく見たら落葉が1ヶ所に溜まっている。なんであんな風に1ヶ所に溜まるんでしょうね。不思議でした。

【15:14】林道終点に到着! 沢沿いを歩いていたので林道に出たとたん明るくて気持ちよかった♬ 小休止してテクテク林道を歩きだした。

林道の途中から見えていたP809(飯盛山北峰)

すでに廃墟と化したリフレッシュパーク。ぐるっとまわり込み建物の裏手を歩きリュージュコース跡を下りました。

検索してみたけどいつ閉園したのかわからない。2003年ころのブログ記事はありましたがその時はまだ営業していた。営業してたらえのさんとリュージュで競争しながら下ったでしょうね。

【16:10】下山!登山口へ戻ってきました。

展望はあまり楽しめませんでしたが変化あるコース、最初から最後までほぼ急登の連続となかなか登りごたえある山でした♬ 結局は最後まで誰ともすれ違わなかった・・・

寒いしはよ風呂いこ!!

パーキングから2分程走ると「森のホテルスメール」日帰り入浴可能で「黄金の湯」が自慢らしい。大人700円 設備も充実していてシャワーの勢いもすごい! ゆっくりノボせる寸前まで温まり岐路へ着きました。

3月の六甲全山縦走まであと1回どこか歩きに行きましょう。20㎞前後の距離重視の山(ご当地アルプス系)でいくつか調べておきますね★

えのさん。往復の運転、多数の写真ありがとうございました!!

迷岳

Posted by 登山好人