水越峠から金剛山へ
今年の5月に水越峠から葛城山へダイトレを歩いた事がありますが、水越峠から金剛山のダイトレがGPSログで空白だったので今回このコースを選びました。昨日からの雨が止まず今日も朝から雨が降っている。今回は水越峠~金剛山のダイトレ走破も目的ですが、雨の中わざわざ歩いたのは別の意味もありました。
来月の末に屋久島へ行く予定で飛行機のチケットも取りました。屋久島は35日も雨が降るとか言われていますので雨で普通。快晴なら奇跡。雨の練習と言ったところですw それに現状の装備で雨の中歩くと何処に不具合があるとか確かめたくて、わざわざ雨を選んで歩いてみました。
最高点の標高: 1097 m
最低点の標高: 469 m
累積標高(上り): 859 m
累積標高(下り): -859 m
- 【山名】 金剛山
- 【山行日時】 2012年10月18日
- 【天気】 雨(1日中)
- 【メンバー】 単独
- 【歩いた距離】 9km
【水越峠】(6:14)
水越峠のバス停横にパーキングがあったのでそこに車を停めた。バス停から水越峠方面に少し坂をのぼると、峠にダイトレの入口があります。
ダイトレ入口はこのゲートを入って行きます。ココから1.5kmの林道歩きになります。
緩やかな坂が続きます。最初はコンクリの道がしばらく続く。
すでにマムートのレインウェアの撥水性が失われているような気がする。最初はコロコロ弾いていましたが、べったり染み込むような。
レインウェアのフードを被っていますが、これはあまりいいモンじゃないですね。動くたびにフードが頭部に擦って「ガサガサ」うるさい。それに山ではいろいろ注意を払いたいので耳はオープンにしたい。
この辺から砂利道になった。
ケルンがある
【金剛の水】(6:52)
喉はかわいていなかったが、口に少し含む。
林道はまだ続いていますが、この橋を渡って山へ入る。赤い矢印の方向へ。約40分の林道歩きだった。林道はつまらん。これなら急坂でもいいので山道の方が数倍楽しい。
林道(白い矢印)を進めば「六道の辻」を経て大日岳を通り金剛山へ。ここから1時間40分
橋を渡って山道に入るとすぐに休憩場所がある。カヤンボの休憩所などと言われている。正式名称はわからない。濡れた髪をタオルで乾かしたりして屋根の下でしばし休憩を。ココから稜線に出るまでしばらく登りが続くので、登る前の休憩場所としては最適。
長ーい階段を行きます。
こんな歩きやすい道もあったり。雨の日もはなんか少し幻想的な感じがしていいですね。
上の方が少し明るくなってきた。稜線までもうすぐ。
【旧パノラマ台】(7:28)
稜線に出たところが「旧パノラマ台」東の展望が良いですが、今日はイマイチココからまた階段が続いていますが、地形図で見る限りはそれほど登りはない。
足元はすでにドロドロ。レインウェアーもベットリしている範囲がひろがってきた。
階段を使うより横っちょを登った方が歩きやすい。
【一ノ鳥居】(8:25)
少し手前で郵便道と合流して一ノ鳥居に到着。
ブナ林を過ぎたところで転法輪寺の裏道を通って山頂広場へ
【売店】(8:38)
これだけの雨なのに山頂にはたくさんの人がいたのにはビックリ。毎日登山の人にしたら雨など関係ないっか。ご苦労様です。少し紅葉しています。
山頂広場の奥に屋根つきの場所があるのでそこで休憩。アタックザックとして購入したんだけど日帰りザックとしても使えますね。
シートゥーサミットのザックみたいに小さくはならないけど折りたためばかなり小さくなるし見た目からしてこちらの方がモノはしっかりしている。
あまり休んでいても寒くなるいっぽうだしここは火気厳禁と書かれているので先日購入した「エスビット ポケットストーブ ミリタリー」が試せないのである。
【大日岳】(1094m)
下山は太尾道で下山する。設置されている温度計では8℃になっている。
【太尾塞跡】(9:32)
ここを右に進めば最初に登ってきた林道へ行ける。
ココは左方向(太尾西尾根)へ進む。
太尾塞跡の分岐を左に進んですぐに急な坂の連続。下る方なのでいいが雨でスリップしやすいので慎重に下る。この先、途中で東尾根方面に行きたいけど分岐に標識とかあるとかわからないので地図を確認。
この先2個の小ピークを過ぎて下りなったら分岐は近いのでまた地図を見ると決めていたら2個のピークを過ぎるまで歩きに専念出来る。足元もかなり悪い。
【西尾根、東尾根の分岐】(9:58)
予定通り2個の小ピークがあり、下ったところに分岐がありました。左(白の矢印)は西尾根。東尾根に進みたいので右(赤の矢印)に進む。
とてもフインキのいい山道。
【下山】(10:23)
分岐から25分。ここを右に1分ほど行けばパーキングです。
登山口から水越峠寄りから見たところ。警笛ならせの標識が目印。
【パーキング】(10:26)
登りは6Kmありましたが、下山(太尾道)は3㎞ 合計9㎞。ずっと雨の中を歩いてきた結果としてレインウェアのフードはNG。防水性のある帽子を用意した方が快適だな。マムートのゴアのレインウェアがベットリして脱いだら中まで染み込んでいた。
これはただ単に撥水性が失われただけの問題ならメンテすればOKだけどどうなんだろうか?明日にでもメーカーに電話して聞いてみよう。靴は特に問題はなかった。出来れば屋久島晴れて欲しいなぁ~