大仏鉄道跡サイクリング

サイクリングポタリング,BD-3,廃線跡

以前より行きたいと思ってた「大仏鉄道跡」にようやく行って来ました。

今回は大仏駅(JR奈良駅北側へ1km)のところにあった大仏駅跡(大佛鉄道記念公園)~加茂駅までサイクリング。今もところどころ当時の橋桁なども残っているそうだ。

今回は輪行で奈良へ。快速がとまる久宝寺駅まで行く。久宝寺駅は綺麗になったな。駅のすぐそばにはタワーマンションも建っている。奈良までは450円。大和路線で奈良まで行くのは初めてだ。

明治31年 関西(カンセイ)鉄道 加茂~大仏間 8,8kmが開通しました。そして1905年に奈良鉄道を関西鉄道が合併すると、1907年に旧奈良鉄道線と並行しており、25パーミル(‰)の急勾配を有していて運転の障害にもなっていた加茂 – 大仏 – 奈良間の路線を廃止し、加茂 – 木津間に新線を建設して木津 -奈良間を本線に組み込むことにした。これに伴い、本線の距離は3.2km伸びたものの、勾配の解消で所要時間を変更せずに運行可能となり、大仏線は廃止された。同時に、新木津 – 加茂間も廃止(新木津駅は休止後、のちに廃止)され、木津へ関西本線・片町線・奈良線の各線が集まるような現在の形が形成されている。わずか9年と言う短い幻の鉄道となったそうです。

Wikipedia

約30分ほどで奈良駅に到着。奈良駅なんて初めてや。いつから高架になったんだ? 駅下の駐輪スペースで自転車を組み立てる。

大仏駅跡はJR奈良駅より北側へ1km行ったところにある。駅跡には住宅が建っており面影もない。そばにはこの公園があるだけ。

さぁ~ここからスタート。と言っても片道12kmのポタリングです。ノンビリ行っても夕方には楽に家に帰れるんでゆっくり行きます。

奈良ドリームランド(平成2006年8月31日閉園)20年ほど前に一度行った記憶がある。1983年ディズニーランドの開園により入場者が激減。さらに2001年USJの開園によりついに2006年閉園した。

バス停の名前は今もそのまま残っていた。そしてバスはちゃんとここで停まるみたいです。この写真を撮っているとちょうどバスが来て僕が客だと思ってしまって停まったんかと思ったら降車客がいた。良かった(汗)

ドリームランド前からは緩い登り坂。登っていくとこの高い陸橋のところにはかつて黒髪山トンネルがあったそうな。とても開けていてトンネルがあったとは思えない場所。

昭和31年に山を切り開き現在の切りとおしになった。緩いとはいえこの坂を100年前の機関車で登るとなると大変だっただろうな。

一気に下り道なりに進み交差点角に古い建物の梅谷区公民館があった。ここを直進するのか右折するのか?幸い電波が通じるのでネットで検索。

どうやら直進のようだ。また少し坂を登るんだが本当にこの坂を機関車が登ったんだろうか?ネットで調べるとやはり2重連の時はいいけど単発の時は乗客が降りて押したそうな。いかにも電車が通っていたような道幅。赤橋へ行くには右へ降りていく。

赤橋

現在は道路になっており車がそこそこ頻繁に走っています。

こんな看板が設置されていました。

下から見上げると底の部分は石の柱のようなモノを敷いている感じ。こんなのでよく持つもんだな。この頃の日本には製鉄所が無かった為、レールなどはすべてイギリスからの輸入品だったらしい。レールにはイギリスの製鉄所の刻印がすべて打っていたそうな。

赤橋を反対側へくぐったところ。いいネ♪この田舎道がたまりません。今日は暑いけど日陰やスピードが出れば気持ちいいです!

ポツンポツンと曲がるポイントには標識がたっていますが道中に無いのでわかりにくい。

赤橋を抜けて田舎道を少し進むと右折する場所がある。上の看板が設置されているところ。ここからはあぜ道。細身のスリックタイヤでは正直こわい。パンクしたら終りです。 

妙なモノを発見。なんでしょうかコレは?ギロチンにしたらU字になってるから意味ないし・・・辺りには看板も設置してないし。現在は使われている形跡もなし。知っている方教えてください。

あぜ道走行に神経使いすぎて小休止。やっぱ田舎はええなぁ~♪ 歳をとるたびに田舎がよく思える。

梶ケ谷トンネル」 現在でも使われている。

とにかくこの時代はすべてイギリスの技術が使われている。ここで走っていた機関車もまたイギリス製のスミス・ウィルソン社だったそうです。 

闇夜を照らすホタルの群れ・・・現在でもこの光景が見られればいいのだが。見てみたい。

トンネルを抜けて左折して少し坂を登って最初の廃線跡の道へ戻る。

廃線跡を気持ちよくサイクリングしていると分岐時点が出てきた。看板を見れば左へ行けば加茂駅と書いてある。僕の行先は加茂駅だが事前に調べたサイトによるとここは真っすぐになっている。 

けど看板は真っすぐは行き止まりになっている。うーん。困りましたね。左なのか直進なのか?真っすぐはこの先少し緩い坂になってて気持ち良さそう。暑いし・・・

自転車だし間違えていればUターンすればいいので真っすぐ進むことにした。ここはグリーンハウスと言う植木屋さん?みたいな場所でした。WCもあり。 

かわいいハンドメイドな看板もあり。ホンマにネコが飛び出してきたんでビックリ。たかが往復24kmのポタリングだけどまだ引っ張ります。

グリーンハウスの分岐点を真っすぐ進む。(看板では行き止まりの方へ)けど、こっちがやはり廃線跡かも?枕木で作ったフェンスのようなモノがある。木々のトンネルを抜ける。ひんやりして気持ちいい♪ 

途中でまた分岐があったけど道なりに進んで行くとまたもや砂利道です。今度の砂利道はフインキからして長そうだ。低速側のギアにして慎重に進まなパンクしそうです。

竹林の真ん中にいきなり神社が・・・

道はぬかるんだりしてもうメチャクチャや(汗)スリップするわドロドロなるわ・・・ほんまにこの道であっているのか?この先はちょっと藪こぎみたいな場所もあったりして自転車こぐだけでも大変やのになんで藪こぎやねん。 

山道を抜けたらすぐにあった。観音寺アバット。奥の線路は大和路線。ほぼ同時期に2本の線路は敷かれたそうだ。と言うことは奥の本線の橋脚も100年モノなのか。現役なのがすごい。

後は加茂駅を目指して田舎道をノンビリ♪ 

加茂駅のすぐ横にランプ小屋がある。こちらも100年モノかいな。当時はこの小屋には汽車の前照灯などのランプや油の保管庫だった。

帰りは少し違うルートを走って奈良少年刑務所に寄ってみた。こちらは大仏鉄道と同時期くらいに出来た建物。 それにしても立派な門だ。刑務所が建てられたのは1908年だそうです。こちらも100年越えです。

ここで撮影しようと近くへ寄ったら警備員に写真はダメと言われた。アカンことはやめとこ。アカンことするからこんな場所へ入らなあかんねんから。

ここまで来たらJR奈良駅まであと数キロ。JR奈良からまた輪行して自宅へついても十分夕飯に間に合った。