大峰山脈大展望! 又剣山~小処温泉

2023年9月18日

合計距離: 10.26 km
最高点の標高: 1372 m
最低点の標高: 506 m
累積標高(上り): 928 m
累積標高(下り): -1579 m
Download file: matakenzan201910.gpx
山行データ
  • 【山名】 又剣山
  • 【標高】 1377m
  • 【山行日時】 2019年10月20日
  • 【天気】 晴れ
  • 【メンバー】 ryoさん+登山好人
  • 【歩いた距離】 10.2km

9月に何度か山行予定があったんですが山行予定日に限って雨・雨・雨・・・やっと2ヶ月振りになったけど登山へ行くことが出来た。

今回の山は以前「えれぇこった夫妻」がガイドの下見で行ってた又剣山に決定!ブログの写真を見てるとすごく気持ちよさそうな山だったので一度行ってみたかった。

行く山は決まった。さて、ルートはどうしようか。ピストンで戻るのももったいないので出来たら小処温泉まで抜けてみたいがそうなると車2台で行かなければならなくなる。それに又剣山の登山口と小処温泉を2往復しなければならない。どちらも狭く長い山道を2往復となると大変だ。

あれこれ調べてると小処温泉」で車の回送をしているという情報をゲット!詳細を知りたいので色々ネットなどで調べてみましたが情報が一つもない。仕方ないので小処温泉に直接電話して訊いてみたところ回送やってます」とのこと。前日で申し訳ないですが明日の朝にお願いできますか?回送費は6000円 当日は上北山の道の駅に朝8時30分の待ち合わせ。

回送のおっちゃんを助手席に乗せ登山口まで道案内もしてくれるので楽チン♬ もうすぐ登山口ってところでおっちゃんが景色いいので見て行ったらと云うので車を停めて展望台へ。スゴイ!大峰山脈が一望やん♬ 

吉野の方から大普賢岳~南はどこだろうか・・・かなり遠くの山まで見える大パノラマ。山容が特徴的な行者還鉄山釈迦ヶ岳大日岳はすぐにわかった。ちょっと雲がかかってるけどおっちゃんが午後には山頂にかかっているガスもとれるだろうと。こうやって見ると釈迦ヶ岳が槍に見えてくるよw

【9:04】狭く落石が多い山道を走ること40分ほどで登山口に到着。電波が通じるところも多々あるので何かあればすぐに温泉に電話してくれって。なんか心強いね。

竜口尾根は迷うことは少ないですがその先の尾根が北から西へ曲がるところ付近が迷いやすいらしい。3年前にツアーのガイドさんもこの辺で道に迷い遭難が発生。小処温泉のおっちゃんの話だといま現在も発見されていないらしい。ツアーの女性添乗員とツアー客(17人)は無事に下山されました。

登山口には何も標識もなくとうぜん登山道にも標識は一つもない。ただ、朽ち果て土に埋もれかかった木の階段だけが昔は整備されていたんだろうと思わせる。でも、ここって新登山口へのルートちゃうん?

ryoさん。久し振りっす♬ 今日は楽しみましょう!ココまで長時間運転ご苦労さんです。

左(西側)から風が吹きつけ体感的に結構寒い。

暖かい日が続いていたので紅葉はこれからだそうです。

尾根に乗っかると左手に大峰山脈が見えてくる♬ サイコー!まだ雲はかかってるね。

大峰山脈をバックにご機嫌である★ 頭のちょい右上の尖がった山が釈迦ヶ岳です。

そろそろ又剣山の山頂ちゃうん?

【9:32】又剣山(1377m)到着!登山口からゆっくり登っても30分ほどで着きます。

山頂からの展望ですがとーぜん大峰山脈もこの通り。

ちょっと北側を見ると大台ヶ原がどーんと。大蛇嵓、西ノ滝、中の滝までバッチリ★

正面の尾根を歩いて行きます。

又剣山山頂からは急な下りです。前日の雨で水分たっぷりなのでよく滑ります。

足元には小さなかわいいキノコが。調べてみたけどわからなかった。

このロープは有難かったけどロープ掴んで降りたら手が真っ黒に・・・

多少アップダウンはあるものの気持ちいい尾根歩きです★

【10:12】丸塚山に到着!写真だけ取って先へ急ぎます。

木々が途切れた場所からパノラマ撮影してみました。だいぶん山頂付近のガスは取れてきました。今日長女も友人家族と金剛山へ行ってて山頂からの写真をLINEしてきたけど大峰山脈で金剛山が見えない。

ちょっとして細尾根があったり。

なぜかこの界隈の標識は吊るされたりしておらずすべて落ちてたり立てかけていたりしていたw これも普通に登山道に落ちていたので立てかけておいた。

【10:43】五兵衛平 これも落ちている・・・

【10:55】五兵衛西の肩 またしても落ちているw

この辺は平らなところが多く気持ちよい場所です。

ryoさんもご機嫌で足元が軽い★ 奥に又剣山が見えてます。

え~ね、え~ね★ こんな場所好きです。いい尾根です♬

相変わらず北西からの風が強いのでP1320から東へ少し下った展望ポイントでメシにすることにした。東側に少し下るので風は無いだろう。

西へ延びる尾根が近くなってきた。どの辺から小処温泉へ下るんだろうか。右の高いところが笙の峰かな?

行者還をズーム。画像悪

鉄山をズーム。画像クソ

【11:18】P1320から東へ少し下ったところにある絶景スポットに到着。

圧巻です!写真じゃ伝わらないけどホンマに絶景でした。ココだけ見てると行ったことないけどアマゾンの奥地のような光景です。この絶景を見ながらメシです★ 予想通り風はありません♬

西ノ滝、中の滝も水量たっぷりでココまで轟音が聞こえます。

あっ、そうそう5年振りにザックを買い替えました。今まで使っていたグレゴリー アルピニスト35はロゴも消えてボトムもかなりキズが多くかなりヨレヨレになりました。

けどアルピニストは嫁からのプレゼントだったので中々買い直すのは悪いと思って今まで使用していましたがさすがにくたびれてきたので嫁に一言「買い替えようと思う」と云ったら嫁も現状を知っていたのでアッサリOKしてくれた。

こんどの相棒はグレゴリースタウト35です。これは旧型になります。新旧と色々比べたりしましたが旧型の方が良かったので旧型を探しました。気に入っていますが不満な点も少しあります。まぁ、ヒマで死にそうで気が向いたらまた記事にしようかとおもってま。

話を登山に戻しココが迷いそうな森です。ココから歩道に降りるルートと尾根を進んで笙の峰経由で歩道に出るかのポイントですが標識などありませんし地形的にもハッキリしないところなのでガスってたりしたら本当に迷うポイントでしょうね。

僕は尾根道を行くのでなるべく左側に沿って降りていきます。コルには南へ伸びる明確な沢があるのでそちらを確認しその先の尾根にのっかる。

尾根を登っていくとこれまた抜群の展望スポットがありました★

展望スポットから歩いて来た尾根が見えます。又剣山、丸塚山、P1320まで見えてます。

山肌が見えているところは確か迷いの森の少し手前だったと思う。

こちら側の尾根道もサイコーです♬

ルンルンですが風がなくなったので少し暑い。

何度もいいますがサイコーです★

ここらでメシにしても良かったかもね。

【13:20】笙の峰に到着。

こちらの標識も地べたに置いてあった。山頂からは南に下って登山道と合流する予定でしたが少し急な感じがし西側の尾根の方が傾斜がゆるく安全だと思い西側の尾根を下ることにした。

登山道は破線表記の登山道でしたので少しはマシな登山道と思っていましたがこんな感じ。尾根を下ってきてトラロープが張ってなければココが登山道だと気が付かなかったかもw ここからはほぼ平坦な登山道(ここでは歩道と書いてあった)をてくてく歩く。

歩道には随所に標識があった。とにかく単調な道だったのですごく眠かった。

【14:11】林道に出たところでちょっと休憩。

その後は林道をいくつかショートカットするように登山道(歩道)がついている。杉林で鬱蒼としている単調で急な下りは早く抜けたいがこの下りが結構長い。

【15:19】長かった下りも終了!やった~温泉だ♬ 長い下りで汗かいて早く風呂に入りたい。無事に下山出来てほっとしてるとryoさんのストックに1匹のヒルがくっついていた。慌ててヒルチェック。幸いの事にストックにくっついていた1匹だけだった。温泉が見えた付近がグチョグチョなところがあったので恐らくそこでついたんだろう。

回送してくれたおっちゃんが温泉の受付してたので「ヒルいるんや~」と云うと「おるで」と・・・クマは?「おるでこの周辺にもたまに出る時があるみたいです。お~怖っ。

温泉は浴室に入った瞬間に硫黄のにおいがしていい感じでした。ここの露天風呂も良かったな~ 横に流れる川を見ながら入浴できるロケーションのいい温泉でした★

帰りはいつもの焼肉馬酔木で焼肉食べて帰宅。安定のうまさだ★

ご一緒してくれたryoさん。往復運転ありがとうございました!それにしても遠かったね。今度は近場行きましょう!次回は迎えに行きますね♬ 

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