自然の神秘 鍋倉渓と神野山【ツーリング】
お盆休みに入った途端に雨・雨😢
と云っても予報では完全な雨予報でしたが、実際には僕が住む地域ではほとんど降ってない。
予報では完全な雨予報だったので中止にしたのに・・・
お盆休み1日目、2日目は雨で失ってしまったので、3日目に雨覚悟で奈良県の鍋倉渓までツーリングへ行って来た。
鍋倉渓とは?
山添村の神野山山腹に位置し、幅平均25m、長さ約650mにわたって、角閃斑レイ岩という黒くて堅い大小の岩石がまるで溶岩の流れのように続いている。地形、地質学的に見ても非常に珍しい景観。岩の下には地下水が流れており、耳を澄ますと、せせらぎの音を聞くことができる。その伏流水は「やまとの水」にも選ばれている。
昔、神野山の天狗が伊賀の国の青葉山に住む天狗と喧嘩をして、青葉山の天狗が手当たり次第に草木や岩を神野山に向かって投げたため、飛んできた岩で鍋倉渓ができたという民話があるそうです。
神野山って?
神野山は奈良県山辺郡山添村にある標高618mの山
「県立月ヶ瀬神野山自然公園」の一角を占める神野山(標高618.8m)は、なだらかに裾野を広げる美しい円錐形の山。周辺には高い山がなく、山頂の展望台からは360°のパノラマが広がっています。
茶畑が広がる大和高原地域にある村のシンボル「神野山」は、山頂を真っ赤に染めるツツジの群生と星空観測の名所として知られています。
登山道は「てんまるコース」「天の川コース」「めえめえコース」の3コースがある。
てんまるコースは舗装路となっている。どのコースからも約40分ほどで山頂へ登れます。
GPSログ(天の川コース↑めえめえコース↓)
最高点の標高: 625 m
最低点の標高: 462 m
累積標高(上り): 185 m
累積標高(下り): -192 m
鍋倉渓+神野山ツーリングstart!
自宅~鍋倉渓
ナビを設定すると、今回は阪奈道を走り、奈良市内から県道80号線を東へ進むルートが1番最短でわかりやすいルートだったので、このルートに決定。順調に走って県道80号線に入ったところでコンビニ休憩を取った。
山間部に入ると、何か見覚えのある道だと思ったら10日ほど前に仕事で通った道だ。ってことはこの先に日陰の無いバス停で1時間20分バスを待った地獄のバス停があるはずだ。
3時間に1本のバス停

いや~ まさかこのバス停にまた来ることがあるとは思っても無かった。10日ほど前にこの近くに納車に来たんだけど、帰りはバスしかなく炎天下の中、1時間20分待っていた。苦しい待ち時間でしたが、いまとなっては偶然に再訪出来て嬉しい。

この軽トラを運転してきたんだけど、まさかのAC不良でエアコン効きません💦 ちなみにこの日の大阪は38度越えです。あまりの暑さに香芝SAでクーラー休憩し、頑張って走りましたが、最寄りの名阪国道一本松ICを降りてたところでたまらず車を停めて休憩!車外の方が涼しいしw あと10㎞弱なので頑張って運転した。

納車完了して最寄りのバス停へ行くと・・・ な・な・なんと、3時間に1本やし💦 バス停に着いた時間は14時ちょうどくらいだったので、今度のバスは15時19分。日陰の無いこのバス停で1時間20分待つハメに。

左のちょっとした日陰のところに座ってバスを待っていた。暑くて苦しい待ち時間でしたが、今となってはいい思い出です。そんなバス停にまた再訪出来て良かった。10日ほど前の暑さと打って変わって今日は曇り空。あの日の暑さを思い出しながらバス停で10分ほど休憩していました。
なべくら峡への山道は綺麗な道だった

県道80号線から県道272号線(神野山公園線)へ入る。ここから山道なのでアスファルトもボコボコだろうと想像していましたが、最近、再舗装されたのかすごく綺麗な道で走りやすい。ロードバイクの方だと泣いて喜びそうなほどの綺麗な道でした。
フォレストパーク神野山 鍋倉渓谷駐車場

10台ほど駐車できるかな。

駐車場には仮設のトイレがあります。綺麗にされているので普通に使えました。

青矢印の天の川コースで山頂へ向かいます。今回は神野山に登るのが目的ではなく、あくまで鍋倉峡が目的です。鍋倉峡を見ながらついでに神野山へ登ろうという計画です。

神野山に住んでいるとされる伝説のからす天狗をモチーフにしたキャラクターてんまるです。
ちなみに誕生日は10月9日(天狗)だそうですよ。
地上の天の川☆ 鍋倉峡

まるで川のように大きな岩が流れている感じだ。なんで?どうして?こんなのが出来るんだ? 人工的に誰かが大きな岩を並べて川のように作って訳でも無い。8月1日~20日にかけてライトアップもされているそうですよ。

鍋倉峡に沿って木道が整備されている。この木道の道が天の川コースです。

考えれば考えるほど謎です。どうしてこんな大きな岩が流れる川のように集まったのか?見ごたえあります。

木道には休憩スペースもあるので、お弁当も食べられますね。

案内板があるが、どの岩の事なのかサッパリ?

恐らく左岸(対岸)のこの矢印のうちのどちらかがそうなのでしょう。知らんけど。。。

岩は矢印のところで終わりです。その先は山道になっていました。

訂正:山道に入ってもまだ岩はありましたね。苔でわかりませんでした💦

こちらの天狗岩は岩の横に立っていたのですぐにわかりました。

この巨石が天狗岩です。この先はゴロゴロ岩も無くなり、山道となって神野山まで続いています。

整備されていて概ね歩きやすい登山道だが、とにかく蜘蛛の巣が酷いっす💦

山頂手前にトイレがある。山頂付近はなだらかでかなり広い場所です。

山頂付近には東屋が2つほどある。
神野山山頂(618m)

山頂には立派な展望台がある。それにしても山頂付近はなだらかで広い場所ですね~

三角点は展望台の下にあり。

近くに山名板が無いか探したら展望台の柱に立派なのがありました。

展望台の上からの眺め。この山がこんなに眺めのいい山だとは知りませんでした。
ただ、鍋倉峡へ行きたかったので鍋倉峡ばかり調べていて、鍋倉峡を登れば神野山へ登れるってことが書いてあったので、ピークハント的に神野山へ登る予定でしたが、ここまで眺めのいい山だとは・・・登って良かった。

正面の平たい山に青山高原の風車群が見えています。

正面に今年初めに登った貝ヶ平、香酔山が見えてます。左の尖がった山は恐らく額井岳でしょう。
貝ヶ平、香酔山、鳥見山登山の記事はこちら↓
額井岳登山の記事はこちら↓

鳥見山は真平山に隠れていて見えません。

山頂付近の丸い森は王塚と呼ばれる墳丘です。
展望台はすごくいい風が吹いていて気持ち良かったので、ついつい長居してしまいました。
そろそろ下山します🎵
下山はめえめえコースで

展望台で会った家族の人たちは、めえめえコースで登ってきたと云ってたので、蜘蛛の巣は無さそうですね😜

天の川コースよりかなり緩いコースです。

あっという間に石畳の道に出て山道終了です。

この岩のてっぺんが八畳ほどなのでこの名前がついたみたいですね。側面はもっとデカかった。

めえめえコースの案内板がありました。
ここから15分で山頂だけど牧場のパーキングからだと30分は掛かるでしょうね。

この辺を歩いていると下の方からメェ~と鳴き声が聞こえてくる。

柵に近寄るといっぱい寄ってくる。それは・・・

それはコレが目当てだった。ひつじせんべい。
ごめんね~ 財布はバイクに置いてきてるのでお金ないです。

牧場のパーキングから結構急な坂を下って行きます。

県道272号線出たところに雲海の絶景スポットがありました。晩秋の頃でも見にこようかな。
鍋倉渓谷駐車場に到着

早く終わったので寝屋川へ寄って用事を済ませて帰りました。
最後に・・・

鍋倉峡はネットの写真を見るよりやっぱ迫力がありました。
やはりこの巨石群はどうやって出来たのか今なお、わかっていないみたいなんですね。
マジで謎です。宇宙の果てはどうなってるのってくらい僕的には謎ですw
おまけで登った神野山もオマケには勿体ないほど展望のいい山でした!
鍋倉峡の巨石を見るだけならパーキングすぐ横なのでツーリング途中に立ち寄っても十分楽しめるかと思います。近くにツーリングで来られた際にはぜひ!