まったり十津川温泉♨と瀞峡ツーリング

4月9日(水曜日)快晴

21日(月)は出勤して欲しいと言われたので、代わりに9日(水)を休みにしてもらって連休にした。9日は天気が良いのはわかっていたので、9日休みになってラッキーだ!せっかくの天気なので出掛けるぞ!!

最近バイクを乗るのは、片道15㎞の通勤ばかりだったので、久し振りに少し遠出しました。

約1年前にR168を南下して玉置神社・玉置山へ行きました。その時は十津川の谷瀬の吊り橋へ寄っていないので、今回は十津川の谷瀬の吊り橋にも行って来ました。

で、今回はツーリングの途中ですが、十津川温泉に浸かって日頃の疲れ(疲れてない)をとりましたw

やっぱ、暖かくなるとバイクはオモシロいし気持ちよか~ どこまでも走っていたくなります。

玉置山登山の記事はこちら↓

今回のツーリングコース

ざっくり今回のツーリングコースはこんな感じで決めました。実走行距離は307㎞でした。

ルート上の💛マークのところは今回のツーリングで立ち寄ったところです。

オドメーターをリセットして午前6時30分に出発!

十津川・瀞峡ツーリングスタート!

五條市の大川橋のこいのぼり

自宅からひたすらR309を南下し、水越峠を越えて奈良県に突入。そこから山麓線の快走路を走って五條市内に入る。吉野川に架かる大川橋には大きなこいのぼりが青空の中、気持ち良く泳いでいました。

この先の県境で吉野川も紀ノ川と名前が変わる。今日は行程的にも慌てる必要が無いので、ゆっくり安全運転で行きまーす。明日も休みだしね😉

幻の五新鉄道(五新鉄道トレインパーク)

廃線フェチの僕は迷わず立ち寄りました。五新線トレインパーク

五新鉄道とは?

明治時代の末頃、五條市から十津川村を経由し、和歌山県新宮市までを結ぶ「五新鉄道」の計画が持ち上がった。このルートの沿線は吉野杉をはじめとした木材の産地で、それらを鉄道を使って輸送する予定だった。工事は昭和12年(1937年)に開始され、吉野川を横断する橋の橋脚部分や、生子トンネルの貫通にまで至ったが、太平洋戦争がはじまり、物資不足等の理由でやむなく工事は中断される。戦後、工事は再開され、昭和34年(1959年)には五條と西吉野村城戸までの路盤工事が完了。五條・城戸間では軌道の設置を残すのみだったが、経済や社会情勢等の変化により、五新鉄道は実現することなく完全な中止が決定された。

本来ここが城戸駅になるハズだった場所ですね。

路盤を道路に整備し国鉄バスが走っていたそうです。国鉄が撤退後は奈良交通が引き継ぎ、奈良交通も2014年にバス専用道でのバス運行を中止しました。駅舎にはその名残のバス停名が残されていました。

今では五條市がウォーク専用道として開放してくれています。スタンプラリーも設置されているそうなので、GW暇なら歩いてみようかな。

駅舎の中へ入ると窓口がありましたが、以前はこの窓口でバスの切符を販売していたのでしょうか。

横にはかつてのバス路線図もありました。机の上にはスタンプラリーのカードと案内がありました。

五新線跡地平面図が展示されていた。当時の写真などを交えて詳しく書かれています。興味のある方は現地で読んでみてください。

鉄道模型も展示されています。駅名はここ城戸駅になってます。一度も鉄道が通ったことが無いので、完成していたらこんな感じの駅だったんでしょうかね?

駅舎の窓に貼ってあった尾野真千子さんのポスター

尾野真千子さんはここ五條市出身の女優さんですからね。実家はここから4㎞ほどとすごく近い。幼少期はこんな自然あふれる場所で育ったんですね。

この高架も五新線の遺構になります。すごく綺麗で今でも現役かと思えるほどです。

次へ前回行かなかった十津川の吊り橋へ向かいます。ここから約30分ほどの距離です。

日本一長い谷瀬の吊り橋

谷瀬の吊り橋を生で見るのは初めてです。吊り橋の下のキャンプ場は「つり橋の里キャンプ場」です。キャンプ場の桜が綺麗ですね。さすがに平日なのでキャンプされている方は数えるほどしかいません。

ここは予約なしのフリーサイトなのが有難い。僕は当日にヤーメタってことが多いから予約なしで利用できるのは本当に助かります。GW中はいっぱいだろうからGW明けにでも行こうかな。

平日なので人が誰も居ないのか?バイクをどこに停めたらいいのかわからなかったので渡るのはヤメました。

この吊り橋は昭和29年に村人の力で架けられたそうです。村人がお金を出し合って架けたそうです。

渡るのはまた次回キャンプに来た時にでも渡ります。

これって日本一長い路線バスちゃうん?大和八木~新宮を走っているとか。調べてみたら6時間30分かかるそうな。一度乗ってみたいと思うけど6時間30分は辛いね。それに新宮まで行ったらどうやって帰ればいいねん。

さらば谷瀬の吊り橋。また近いうちに渡りに来るよ!ちゅーか、これって無料で渡れるんかな??

風屋ダムで少し休憩☕

桜が綺麗だったのと陽が当たるところで休憩したかったのでR168から少しそれて風屋ダムで休憩。

これで今年最後の桜になるかもしれないね。しかし良い日に休みになりました😁 暖かいし最高です!

薄暗い手掘りトンネルを抜けて学校へ(二村小学校通学路トンネル)

恐らく滝川集落の子供たちが毎日この吊り橋を渡り、奥にある手掘りトンネルを通ってトンネルを抜けたところにある二村小学校(廃校)へ通っていたんでしょうね。

この山を迂回するとなるとかなり距離が長くなるので怖くてもこのトンネルを通る方が早い。数分で探索は終わると思うので吊り橋横の廃屋前にバイクを停めさせていただいた。

吊り橋横の民家にはNS400Rが雨ざらしで放置されている。気になったのでいつから放置されているかストリートビューを見たら2023年4月にはすでにこの場所に放置されていたので、少なくとも2年はこの場所で雨ざらしで放置されている。

程度が良ければ200万円前後で売られている車体です。さすがに部品取りにもなりそうにないですね。

ではでは早速、当時の小学生が歩いた通学路を歩いてみます。まずは十津川に架かる下地橋を渡ります。

長さは62m高さは6mなので、それほど高くは無いので高所恐怖症の子供でも大丈夫だったでしょうね。

かつて子供たちが通った道を僕も歩いてみる。

こんな大自然の中を通学できるなんて幸せですね。僕なんてドブ川の上を歩き朝は開かずの踏切に待ちぼうけ。

1人だとあまり揺れないが、集団登校となると結構揺れそうだな。

低学年の女の子1人では絶対に怖いよな。大人でも1人だと結構怖いよ😖

入口付近は後から付け足したのかコンクリートで高さありますが、少し先で完全に手掘りのトンネルだ。

170㎝の僕でも頭は当たらなかった。歩いて通るにはそこそこ長いトンネルです。

路面は適当にコンクリートを流し込んだだけのやっつけ仕事なのでデコボコです。歩きにくい・・・

トンネル内はヘンな鳴き声?のような音がするので足早に通り過ぎました💦 小学校まで行こうかと思いましたが、草が多い道で虫やヘビが出そうな雰囲気だったので、ヤメて折り返します。

なんか炭鉱に仕事へ行くみたいだ。実際はもう少しくらいです。よくこんなところを歩いて通学したもんです。

ダッシュでトンネルから抜け出し近くにあった自販機でコーヒーを飲んで一服ちゅう。

マジであのへんな鳴き声が怖かった。さて、次へ向かおう!

湯泉地温泉 滝の湯♨

まだツーリングの途中ですが十津川温泉に入りたくてやってきました🎵

この周辺には他にも日帰り温泉はあるけど写真を見てここに決めました。

オープンして間もない時間だったので本日1番乗りでした。

お風呂は内風呂×1 露天風呂×1

お風呂はあまり大きくないが陽当りが良くて清潔感がある。ボディソープ・シャンプーは完備。

露天風呂へは階段を降りていく。

露天風呂の横には滝があります。贅沢な温泉です。

温度は高めだけど浸かっているとちょうどいい感じだ。こんな素晴らしい温泉を貸切だなんてね。

日頃の疲れなんてぶっ飛びます。(疲れてないけど)

今日はまだ他に行きたいところもまだあるので長湯は出来ません。いいお湯でした😀

道の駅 十津川郷で簡単に昼食

前回ここを通った時はスルーしたので今回は立ち寄ります。右の建物は足湯です。さっき温泉に入ったので足湯はしませんでした。道の駅にはYショップが入っていたので何か簡単に食べれるものを購入。

本当に簡単な食事ですw

食べてると1人の警察官が紙袋を2つ持って近づいてくる。「バイクの方ですか?」と訊かれたので、ハイと答えるとこういうのを配っているんだけどもらってくれますか?と紙袋からゴソゴソと取り出した。

十津川のヒノキで作ったお守りでした。もちろん有難くいただきました。とてもフレンドリーで楽しい警察官の方でした。

せっかくいただいたのでバイクか鞄に入れておこうと思います。

次の目的地までここから50㎞もあるけど信号がほとんど無い道なので楽チンだ。

三県境の大渓谷「瀞峡」

瀞峡まではどこまでも走りたくなるような快走路でアッという間に到着した。気温がグングンとあがってとにかく暑い!もう薄手のジャンパーとグローブに交換した。

さっきの場所から階段を下ると有名な「瀞ホテル」がありました。素晴らしい眺めです。

瀞ホテルは現在cafeとして営業されているそうですが、本日はCLOSEDでした。

太古の自然のままの大峡谷の素晴らしい眺め。

さて、ここまで来たんだからラストもう一つ行きたかった場所に寄って帰ります。

バイクに乗ったまま渡れる吊り橋(上瀞橋)

ここにも来たかった~ なんとこの吊り橋はバイクに乗ったまま渡れる珍しい吊り橋。

道の駅おくとろのすぐ近くにあります。

まずはゆっくり走って渡ります。ええ景色だ。

奥でUターンしてバイクをとめて記念撮影。

グレーチングを繋いでいる鉄板が一定の間隔であるので、そこでスタンドを立てないと倒れちゃうので注意!

帰りはちょっとスピードを出して渡りました。乗っている時は揺れは感じませんが、止まると結構揺れてますw

帰りはR169を走って帰ります。下北村山に入るとすぐに釈迦ヶ岳、前鬼への分岐を通過。ココからは何度か走ったことがある道なので楽勝だ。

もう書くのが面倒になってきたんでこの辺で・・・ 17時ちょうどくらいに帰宅出来ました。

走行距離307㎞ 行動時間11時間

最後に・・・

久し振りにどっぷりバイクで走りました。以前から行ってみたかった場所もすべてまわれ、天気も最高のツーリング日和でした。桜も何とかまだもってくれていました。

今回は山間部がメインのツーリングだったので、次回こそは日本海ツーリングに行くぞ!

書き疲れて最後はグタグタな記事ですが最後まで読んでいただきありがとうございます。