日帰りの焼岳登山
7/19-20は西穂=天候が悪く中止。21-22は鳳凰三山=直前に子供が高熱で中止。夜間救急に連れて行き翌日には元気になったので21日の夜から出掛けた。23日からは仕事なので日帰りしか出来ない。日帰りが出来る山で以前から興味があった「焼岳」へ行くことにした。
最高点の標高: 2421 m
最低点の標高: 1594 m
累積標高(上り): 875 m
累積標高(下り): -48 m
- 【山名】 焼岳
- 【標高】 2455m (北峰2444m)
- 【山行日時】 2014年7月22日
- 【天気】 晴れ
- 【メンバー】 単独
- 【歩いた距離】 7.4km
東海北陸自動車道を走り平湯方面へ。安房峠道路を走って長いトンネルを抜けるとすぐに左折。本当にトンネル抜けてすぐのところだったので行き過ぎたよ。深夜で誰も走って無かったのでそのまま少しバックした。
午前3時に登山口に到着。到着した時点で1台とまっていた。かなりガスってたけどそのうちガスは引くかな?そう願って4:52出発。
まだ薄暗いのでブレブレ写真ばっかり。結局はあまり撮らずに歩くことに専念した。しばらくは急登が続きますが1972付近から緩やかになってくる。足元はグニャグニャで歩きにくい。靴がドロドロだ。
ハイドレーションが調子悪く水がとまらない。口元のパーツを一度分解してまた戻すと直ったけどその間に500mlはこぼれてしまった。ガスの方は一向に引く気配がない。
しまいには小雨がパラついてきました。小雨はすぐにやんだので良かった。カミナリは心配ないけど一応この先は森林限界なので身を隠す場所が少ない。大きな岩の隙間に身を隠す場所を確認しながら登って行った。
ペンキの丸印を追っていけばいいのでガスってても登山道を見失うことは無い。これ以上ガスが濃くなっても稜線(火口の淵?)まで突き上げればいいのでGPSやコンパスがあれば問題ナシ。ただ雨・雷が心配だけどね。
【2300ポイントの大岩】
行き、帰りともにこの場所で時計の高度計・GPSの高度計をみると2280mだった。
やっと見えた。あそこまで登ると山頂はすぐだ。
右下から登ってきた。画像後は南峰(立ち入り禁止)、左は崖下に池(ガスでまったく何があるのかこの時点では見えない)山頂は画像直進。前方の大きな岩場を巻いてまわりこむと山頂だ。
大きな岩を巻く。
ココを登れば小さなコルに出る。コルは山頂と焼岳小屋方面の分岐点でもある。
軽く岩場を登ると山頂はすぐそこ!
【焼岳山頂】
なーんも見えへんがな。無の世界が広がっているのだ。悲しい~。シューっとガスが噴き出る音と強烈な硫黄のニオイだけがあるのみ。幸い雨はすぐにやんだ。
南峰方面を山頂から撮影。何か見えましたでしょうか・・・
先日購入したoregon600 英語版だけどすべて日本語表示となっている。
コルのところまで降りて来て一服。ガスも引きそうにないので下山しますか・・・
続々と登ってくる登山者。連休明けの平日というのに。さすがは百名山か!?
2300ポイント近くまで下山して来たら前方に陽が差してきた。もしかして、ガス引くかも?
しばらく立ち止まって様子をみることにした。
山頂は相変わらずガスっているけど恐らく山頂のガスも取れるかもしれない。もう一度山頂へ登ることにした。
登り返すとさっきまでは何も見えなかったけど池が見えた。とりあえず山頂はまだガスっているので岩陰で朝食を食べることにした。朝食を食べてからまた山頂へ登る。
お~っ!!! 奥穂や槍まで見えて来たよ。素晴らしい♬ 登り返して来て良かった。
南峰とその奥に雲から顔を出しているのは乗鞍岳?方向的にも・・・
この山です。
山頂からみた池。
最後にもう一枚。今度はあっち側へ登ってみたいな~ いつかは・・・
山頂から風景です。簡単な動画ですが
大満足で下山♬
もう一度山頂を振り返って。今から登る人は極上だろうな。
広場から最後にもう一度焼岳を眺める。ここから先は樹林帯に突入するのでもう見れない。
【下山】
着替える時にライターをワイパーのところに置いた途端、エンジンルームに落ちて行った。ボンネットを開けてみたけどどこに落ちたのかわからない。地面に落ちても居ないし。
さすがにライターがエンジンルームに落ちたのはかなり気掛かりだけどどこにもない。帰宅してからディーラーで探してもらわないと。帰宅中に燃えなければいいけどね。
一度はガスで諦めて下山しましたが途中でガスがはけてきて登り返すと山頂からの大パノラマに感激でした。あのまま下山しなくて良かったです★