金剛山でいいモノを教えてもらう
先日は実に痛いことをやらかしてしまった。2月22日・23日と滋賀県の武奈ヶ岳と京都府の由良ヶ岳を登ろうと前夜(21日)から張り切って行ったのはいいが、武奈ヶ岳に登ろうと用意するとオーバーパンツを忘れてきてるやん。
他に代用品といっても着てきた綿のパンツ(パジャマ)くらいしかあれへん。この時期にオーバーパンツがないと、とてもじゃないが雪山に恐ろしくて登れない。せめてレインウェアでも持って来てたら登れたんだけど。
とにかくレインウェア・オーバーパンツがを忘れて来たんだから登ることが出来ないのでココまで来て悔しいが帰ることにした。近くの温泉に入る気力もないし、飯食う気力も無い。先月の赤坂山といい、武奈ヶ岳といい滋賀の山に縁がないのか?
最高点の標高: 1087 m
最低点の標高: 523 m
累積標高(上り): 724 m
累積標高(下り): -721 m
- 【山名】 金剛山
- 【標高】 1125m
- 【山行日時】 2013年2月25日
- 【天気】 快晴
- 【メンバー】 単独
金剛山なら忘れ物しても取りに帰れるな。今日はぷち歩荷訓練も兼ねていつものテン泊と同じ装備を詰め込んできた。16㎏ 約40日ぶりの金剛山。まつまさの積雪情報でも3cmとなっていた。今日は大住谷林道を通って村界尾根でも歩こうと思ってたけど、現地に着いたら急に金剛山へ登りたくなった。
登りは妙見谷尾根で登って下りは(考え中)妙見谷取り付きに近い場所に2台ほど停めれるスペースがあるのでそこに車を停めた。妙見谷尾根コースは妙見谷コースと同じ取り付きからはじまる。
1月14日の爆弾低気圧の降雪で折れてしまったらしい。
【コース取りつき】
入口のゲートから数百m歩くと右手にコンテナがある。コンテナの奥もバキバキになっている。ここが妙見谷尾根コースの取り付き。赤い矢印の方を見ると木材の搬出用のモノレールがある。真っ直ぐ(青矢印)に進むと妙見谷コース。
右に向いて撮影したところ。このモノレールに沿って登って行く。
終盤は結構急でノーアイゼンでは登りにくかった。
【モノレール終点】
足元がズルズル滑るがこんな急な場所でアイゼン装着も難儀しそうなので、モノレールを掴みながらなんとかモノレール終点まで登った。モノレール終点から左方向へ進む。
古い足跡が薄く残っている。
【マスツリ尾根分岐】
マスツリ尾根の分岐点。赤い矢印の右から登ってきた。青い矢印はマスツリ尾根へ。帰りはマスツリ尾根で降りれば車まで近いな。ココで少し休憩。
慣れない重さでちょい腰が痛くなったが2分ほど休憩したら楽になったので良かったよ。
妙見谷・ババ谷の分岐点。ここから少し急登。
急登を登りきると文殊尾根に合流。
この辺はなんか好きだなぁ~
【展望スポット】
今日は快晴!関空までハッキリ見えた♪ 背の小さなおじいさんが話しかけてきた。ここから先はおじいさんと一緒に登る。おじいさんは毎日登られているそうです。傘が杖代わりにして。
おじいさんに教えてもった。おじいさん曰く「ネコの木」と言うらしい。木の真ん中にネコみたいなコブがわかりますでしょうか? 僕はフクロウに見えてしょうがない。いいモノを教えてもらった。実際に見てもフクロウが木にとまっている風にしか見えない。
この辺から木が白くなりだしたけど綺麗な霧氷とまではいかないな。おじいさんにこの辺で少し写真を撮るのでと言ってネコの木のお礼を言って別れた。
少し先で遊歩道に合流。山頂まであと少し。
金剛山遊歩道
右下におじいちゃんが!もうハンコ押してもらって下山するそうです。お気をつけて!
売店前のかまくら。大きくなってます。
【山頂広場】
快晴!じっとしてると寒い。僕もハンコ押してもらって早々に下山する。
登ってきた道を折り返しマスツリ尾根の分岐まで降りてきました。青い矢印の方向に降りて行く。人気ないルートなんでしょうか?
いっきに下って小さなピークを登ると尾根が南から西へ向きを変える。このピークに登る手前に左に降りるとババ谷へ降りれるルートがあった。
この辺はゆるーく下って行く。
つい、真っすぐ行きがちになるけど真っ直ぐは行き止まり。その手前の斜面を下って行く。
車道が見えてきた。
【下山】
無事に脱出! まさか車道から見たらここに登山口があるとはわからんね。
車道から出てきたところを撮影。うーん。現場を見てもよくわからんのに写真じゃまったくわからん。
車道に出て右(下る)へ少し歩くと鱒釣場BS。
5分ほど歩いたら車に到着。なかなか今回のコースオモシロかったな。車もドロドロだし帰りに洗車して帰ろうかな。