京都北山 雲取山へ登ってきた【関西百名山】
ryoさんと1ヵ月ぶりにご一緒しました。
今回、長老ヶ岳or雲取山を提案してくれたんで、この時期ならヒルも居なさそうなので、雲取山をリクエストした。長老ヶ岳はまた次回宜しくお願いします🎵
京都北山と云えば、ヒルの巣窟ともいえる有名な山域だ。この時期なら恐らく出ないと思いつつも、昼下がりのジョニー・ゲイター・アルコールスプレーなど用意はしていきました。果たして流血せずに無事に下山出来たのだろうか・・・💦
山行データ+GPSログ
最高点の標高: 914 m
最低点の標高: 577 m
累積標高(上り): 587 m
累積標高(下り): -589 m
- 【山名】雲取山
- 【標高】911.1m
- 【山行日時】2024年11月16日
- 【天気】曇りのち小雨
- 【メンバー】ryoさん+登山好人
コースタイム🕘
- START8:29駐車場スタート
- POINT18:45林道終点
- POINT29:03寺山峠(807m)
- POINT39:14一の谷出合(755m)
- POINT49:38雲取峠(375m)
- POINT59:50雲取山北峰(900m)
- POINT610:38雲取山山頂(911.1m)
- POINT711:05立命館大ワンゲル山小屋
- POINT811:43一の谷出合(755m)
- POINT911:49寺山峠(807m)
- GOAL12:39駐車場到着
関西百名山の桟敷ケ岳・皆子山・雲取山の三座は比較的接近した位置関係にある。そのうちの雲取山へ今回登ってきました。
ryoさんをピックアップ後、茨木市から山を越えて亀岡へ抜けた。R9を少し走り、八木辺りからR477に入る。最初のうちは走りやすい道だったが、段々と道路が狭くなりクネクネと・・・💦
道の駅ウッディー京北を過ぎさらに走りにくいR477を進む。もぉ~しんどいぞ!帰りは絶対この道は走りたくない。
ryoさん宅を出発し2時間30分かかってようやく雲取山登山口近くの駐車場(有料)に到着した。
雲取山登山口近くの有料駐車場(1日/300円)
広い駐車場にポツンと1台だけです。
入口に料金ポストがあるので300円投入。トイレはありませんでした。
すぐ近くのバス停🚌
駐車場近くにバス停があります。京都バス「花背高原前」32系統 京阪出町柳⇒広河原
バスは1日に2本です。9時02分に到着して雲取山に登り、僕らと同じ周回コースを歩いたとすれば3時間~4時間なので、13時頃には下山出来てしまう。
こんな何もない場所で18時13分まで時間を潰すのは無理っす💦 そうだ、2周まわればちょうどいい時間になるなw
公共機関を利用しての登山は中々難しい山ですね。
雲取山登山スタート!
バス停の前の小さな橋を渡り進んで行きます。少し先で舗装道から未舗装に変わります。
ryoさんとは10月の比婆山へテント泊に行って以来なので、1ヵ月ちょい振りですね。1日よろしくお願いします🎵 ryoさんは少し前に腰痛が出てしまったので、今日はリハビリ(様子見)登山です。無理しないようにゆっくり行きましょう!
林道の終点まで歩き、ここから山道となる。駐車場からここまで15分ほどだ。
道もしっかり付いており、なかなか歩きやすい道だ。
この山は地図を見る限り寺山峠まで登ればもう終わったようなもんですw あとは比較的ゆるい傾斜で雲取山山頂みたいだ。
熊除けスプレーを腰に装着しているryoさん。心強い!僕もそろそろ買っておこうかな。
昨今の熊被害でスプレーも高騰しているんですよね~ 以前は1万円切っていたのに2万円とか倍になってるし。他にも、もう少し値段の安いスプレーもあるみたいだけど。
モンベルでも熊スプレーは販売していますね。値段も12100円~13200円(値段差は容量違い)と少し高めですが、モンベルで販売しているので、安心かな??
モンベルで取り扱っているのと同じモノです👇
この先もたま~に現れる番号札。1番~3番って見てないぞw
傾斜の強いところもあるものの歩きやすい登山道なので問題ナシだ。
寺山峠(805m)
寺山峠はそこそこ広いところでしたので、ザックを降ろして休憩した。
峠は十字路になっており、左へ行けば「寺山(862m)」へ行け、右に行けば少し大回りで雲取峠へ行けます。大回りルートで「地蔵杉山」に立ち寄ろうかと思いましたが、メインルート(直進)で進むことにしました。
おもしろい!峠で右京区と左京区にわかれています。左京区から登って来ましたので、これから右京区へ入って行きます。
同じく寺山峠から寺山方向の道です。曇っていますが、紅葉が綺麗でした😀 晴れてたらなぁ~
湿っぽい道が多く、ヒルの心配していましたが、どうやらヒルはいない感じです。
一の谷出合(755m)
下山時は左から来て、また寺山峠へ登ります。
登りは雲取峠経由で山頂へ向かうので、道標の通り右方向へ進みます。
横に小川が流れていて雰囲気のいいところじゃないですか~😉
渓友クラブの雲取山荘
一の谷出合から小川が流れる平坦な登山道を5分も歩くと小屋があった。
ここは一般の小屋では無さそうなので、中に入って休憩などすることは出来ない感じだ。紅葉が綺麗だったので、外から写真だけ撮って先へ進みました。
小屋からは「令和新道」を歩いて行きます。まだ出来て6年なの??
もう何回、渡渉させるんだ。雲取山は渡渉パラダイスです😱
ほぼ平坦に近い道でしたが、雲取峠に近づくと登りだす。って事で登りが出てきたら雲取峠が近いってこと。
雲取峠(877m)
相変わらず忘れたころに出てくる番号札w 一の谷出合で見た6番以降は見てないぞ。
道標の裏手を少し下ったところに、小屋っぽい建物があるので、あとで行ってみよう。
その前に記念撮影🎵
京都府立大WV部 りょうぶの小屋
名前の通りまわりにはりょうぶの樹がある。ここも一般の小屋では無いので、中へ入ることが出来ません。
展望のいい雲取山北峰へすぐなので立ち寄ります。
いいですね~ 紅葉はもう過ぎたんでしょうか?
雲取山北峰(やく900m)
山頂からは東側の眺めがすごくいいところです。眺めが素晴らしいので大休憩します。
目の前のピークは地蔵杉山(P899)だ。大回りのルートを歩いていたらあのピークに行く予定だった。
奥には武奈ヶ岳・蓬莱山なども見えています。その手前に皆子山も見えました。
1番奥に蓬莱山で、その手前のなだらかな山頂が皆子山でしょう。
雲取山山頂は展望が無いそうなので、ここでゆっくり大休憩しました😉
大休憩したのち、雲取峠にまた戻って雲取山へ向かいます。雲取山山頂までの道は倒木が多かった。
展望のない雲取山山頂(911.1m)
到着🎵 これでまた関西百名山の1座GETです。ryoさん、ありがとうね。
展望も無いので記念撮影して下山します。
山頂からは二ノ谷コース・三ノ谷コースへ行けます。僕らは二ノ谷コースで下ります。
山頂からしばらく激下りです。ryoさん、滑って腰を悪化させないように注意してね。
曇り空なのがな・・・いい風景なのに。
二ノ谷コースいいんじゃない🎵
立命館大WV部山小屋
いい場所に建っている立命館大の山小屋。建ってから60年以上経ちますが、部員の方がお手入れしているので、状態がすごくいいですね。
小屋横の沢です。素晴らしいところですね。
なんとお風呂まで作ってあるw 楽しいだろうな~😀
ここで一ノ谷に出て、二ノ谷コース終了!ここを左に曲がり、一ノ谷を歩きます。
もう大小合わせるとゆうに50回以上は渡渉している。もっとかもしれない💦
腰痛の時は滑って転ばなくてもヒクっとするだけで痛いのですからね。
再び一ノ谷出合
一ノ谷出合まで戻って来ました。寺山峠に向けて最後の登りです。
再び寺山峠
もうココからは下るだけなので、ゆっくり休憩しました。休憩というよりお話タイムですね。
無事に下山しました!
ryoさん、お疲れさまでした!
あとは林道を歩いて駐車場へ。このあと、ポツリポツリと雨が降ってきました。ギリギリセーフやん🎵
今日はまったく誰ともあわなかったね。駐車場も変わらず僕の車だけでしたw
さぁ~帰り道はどないしょ。来た道を戻るのはしんどいので、R477を琵琶湖大橋方面に走り、湖西道路に出て京都東インターから高速に乗って帰りました。ちょっと大回りだけど京都市内を走るよりマシかと思って。
ryoさん、ありがとうございました!また近いうちに長老ヶ岳も行きましょうね。
最後に・・・
関西百名山残り20座と思ってたらまだ30座も残っていました💦 死ぬまでに達成したらええやろw
京都北山って近いと思ったら道路事情が悪く、かなり遠く感じました。この界隈の関百「桟敷ヶ岳」もこんな感じの道路なんでしょうね。
幸いヒルも見かけることも無く安心して歩けました。登山道は道標も整備されおり、迷うところも無く、ニノ谷は基本的に道も付いていています。道あとが不明瞭なところもありますが、よく周囲を見ればわかります。何よりほんと、渡渉が多いのでドボンには注意ですね。
雲取山山頂からは展望ゼロでしたが、雲取山北峰からの眺めは最高でした🎵 行かれる方はぜひ、北峰へ行ってみてください。
ryoさんの腰も悲鳴をあげることなく、無事に下山出来て良かった。翌日もどうも無ければいいんですが。
またご一緒よろしくです! ありがとうございました。
ryoさんにいただいた写真
ありがとうございました。