北摂 中山縦走路

とにかく寒い!阪急中山駅まで自宅から45km・・・耐えれるのか?真冬並みの防寒着で家を出る。1時間30分掛って到着。阪急中山駅北側にスターモータープールがある。デカデカと中山寺最短とか看板がある。バイクなら1日200円。時間制限は無く24hいつでも出庫出来る。

合計距離: 10.8 km
最高点の標高: 465 m
最低点の標高: 49 m
累積標高(上り): 742 m
累積標高(下り): -758 m
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さすがに最短。歩いて3分くらいで中山寺に到着。ここは長女・長男の安産祈願で過去に4回ほど来た事があるので登山道までは迷うことも無い。

上の画像から入り真っすぐ進むと階段があるので登ると広い場所に出る。そこを左折して少し坂を登るとまた広い場所に出たところがココ。

そんなに高い場所じゃないけど広場からはこんな風景も見れる。

広場の西側の墓地の脇を通って登山道へ。こんな看板があります。

墓地を通って進んで行く。標識もあるので安心。

墓地を過ぎると少し下って山へ入って行く。川を渡って進む。

丁石がある。1丁を見逃した。この辺、横は住宅地です。

よく踏み固められた登山道。コンクリかと思った。 どこかポンポン山ルートにも似ているな。

石碑が建てられたのは享保19年(1734年)今から277年前である。享保19年の少し前には以下のような出来事があったそうだ。

1732年(享保17年)夏、冷夏と害虫により中国・四国・九州地方の西日本各地、中でもとりわけ瀬戸内海沿岸一帯が凶作に見舞われた。1731年(享保16年)末より天候が悪くであり、年が明けても悪天候が続いた。梅雨からの長雨が約2ヶ月間にも及び冷夏をもたらした。このため、イナゴやウンカなどの害虫が大発生し、稲作に甚大な被害をもたらした。被害は西日本諸藩のうち46藩にも及んだ。46藩の総石高は236万石であるが、この年の収穫は僅27%弱の63万石程度であった。餓死者12,000人にも達した(『徳川実紀』によれば餓死者969,900人)。また、250万人強の人々が飢餓に苦しんだと言われる。

夫婦岩

夫婦岩の裏側にまわると西方面の視界が広がっている。甲山もみえる。ベンチもあるし涼しくて気持ちいいので休憩する。

奥之院に行く場合は真っすぐ奥之院へ寄らない場合は右方向(近道)今回はせっかくなので奥之院に寄りたいのでまっすぐ進む。

ここまで十八丁の丁石は見たのでココが十九丁になるんかな?1丁はメートル法に換算すると約109mだそうな。中山寺からここ奥之院まではたくさんの人とすれ違った。平日の朝にも関わらず。

本堂横には白鳥石から流れ出る大悲水という湧き水が出ている。生水は飲まないようにとのことだったのでペットボトルには入れなかった。コレが後の後悔になるとは・・・

奥之院本堂

中山最高峰に向かうには鳥居のところまで戻るとひっそり小さな看板が足元に。ほとんどの方が中山寺~奥之院の往復なんでしょうか。この先へ向かい人は極端に減った。

巨大ケルン

とにかくクモの巣が顔面にヒットしてウザイ。誰か前から歩いてこいよ。誰もこーヘンから俺にクモの巣が・・・

「最高峰」って言い方がカッコええけど、標高478mですが何か?前から数組の旧山ガールが歩いた来たけど皆さん僕より背が低い。コレじゃクモの巣の掃除にはならん。

この辺からフェンスが登場。この後、結構長い間フェンスが続く。

何かあった時のエスケープルートとしてこのルートを設定してたけどこれ絶対に見落とすね。マジックで書いているだけなので数年後には消えるな。

中山最高峰(標高478m)

三角点は縦走路には無く少し奥へ入った場所にある。

山頂はこんな感じだ。弁当を広げるにはいい場所ではないかな。

だんだん木も低くなり中腰にならんと頭に枝やクモの巣があたる。まだまだ里山はつらい時期だな。

ココまでまったく風景など見える場所が無かったけどようやく視界が開けてきた。遠くは淡路島・友ヶ島までハッキリ見える。 

おーっ。もしやしてこの坂をあがればもっといい風景が見れそうな感じがする。

結局は見れずその少し先に行ったところからこの風景が見れた。平日にも関わらずゴルフしている人が結構いますネ~

万願寺西山

コチラも縦走路から少し入った場所に三角点がある。

この辺だとテントは張れそうだけど夜景が見れないな。その前に電磁波がヤバそう。

正面の木がなければバツグンにいい場所なんだけどな。

更に下って本命の場所に到着。うーん。まったくダメだ。前は夜間に来たから見えなかったけど、まったくテントが張れそうにない。傾斜もあるうえに地面がガタガタなので寝るのに難儀しそうだ。

仕方ない。下ろう・・・ココがこのコースの最難関。慎重に下らなければ転がり落ちたらまず、助からない。高度100mを一気に下る。一応ロープがあるので安心。前に来た時は夜間下ったのでスリルあったなぁ。

1か所目の鎖場を下ったところから下から撮影。

2本目の鎖場を降りるとT字路になっていて右(最明寺滝方面)に進む。

道なりに進み階段を下り進むと中国に出てきそうな門が見える。最明寺滝は門の前に赤い橋を渡らずに左方向にまわりこむように進む。

最明寺滝

赤い橋のところから3分くらいで最明寺滝に到着。滝行をしているのを初めて見た。今日はストック持参していたけどどこまでストック無しで行けるか試したけどかなり限界です。なかなか治りませんね。

違う角度からw

阪急山本駅

山道から住宅地になりしばらく行くと阪急山本駅に到着。ココから電車に乗って次の中山駅へ戻る。約1ヶ月振りの山歩きでしたが体力的には大丈夫だけど、かなり最後の方は腰に来ちゃいました。無理せずストック使えば良かった。そして肝心なテン泊もダメそうなので残念だった。終盤は書くのが疲れてテキトーになってしまった。