金剛山 読図山行

今日は金剛山へ読図の練習に行ってきました。

バイクで行こうか悩んだ挙句やっぱ寒いので車にした。最近は百ヶ辻をベースとしたコースを歩く事が多い。今日は前に金剛山遊歩道を歩いた際に休憩した場所から見えていた道を探しに読図山行して来ました。 

予定コースは百ヶ辻伏見道細尾谷細尾谷尾根(名前が無さそうなので勝手に決めた)→遊歩道山頂

合計距離: 5.59 km
最高点の標高: 1086 m
最低点の標高: 637 m
累積標高(上り): 550 m
累積標高(下り): -551 m
Download file: hosootani20120224.gpx

ロープウェイ金剛山駅から北に延びている黒の破線が金剛山遊歩道。赤の○のところにベンチが3つ設置してある休憩場所で休んでた時に柵を覗いたら道があったので気になっていた。方向からしてロープウェイ横の尾根に伸びている感じ

そして細尾谷に下っている感じがした。もしかすると細尾谷に取りつきがあるかもしれない。見つからない場合は細尾谷を登って文殊中尾根ルートで下ればいいや。中尾根も初めてだし。

いつもの百ヶ辻パーキングに午前6時30分に到着した。すぐにパーキングのおっちゃんも出勤して来て500円徴収された。この時間でもすでにパーキングには結構車がとまっていた。みんな早起きなんやね。

これまたいつもの伏見道を登って行く。途中で凍結したところがある。今日はアイゼン持って来ていない。脇の凍って無い場所を選んで通過する。

細尾谷・馬の背取りつき

伏見道から撮影。直進すると念仏坂を登って伏見峠へ。

すぐに左側に小さな滝が見える。滝の右手から登って行く。

この辺は岩場を登って行く。濡れている時は要注意。

2つめの丸太の橋を渡ると少し広い場所に出る水場や丸太のベンチがある。このベンチの横に細尾谷の入口がある。 

細尾谷とりつき

初めて来た時はここの入口がわからず馬の背ルートへあがって行った。

水場

細尾谷ルートを進んで行くと右の谷川の向こうに道らしきものがある。地図とコンパスで確認すると道は尾根の方へと伸びている。この道でほぼ間違いなさそうだ。 

川を渡って進んでみる。渡った後もコンパスで方向を確認する。

すぐに急な登りになるが薄っすら踏み跡もある。以前は使われていた道なのかな?ところどころ笹ヤブで覆われているところもあるが距離は短い。

更に登り続けると人工物が目に入った。もしかするとこの道は点検用に作られた道なのかな? 

更に進むと道が広くなり快適な登山道となる。

入口はあんなにショボくてこの先行けるのか?って入口でしたがこんな立派な登山道があるとは!?細尾谷からの入口からはとても想像できない。

GPSとか便利なモノがあるけどそれらもやはり地形図が読めない事には話にならんと思う。GPSで現在地特定は容易だけどその先のルートがどうなっているのか?などは地形図が読めないとさっぱりわからない。

読図の勉強をしてから4年。買った書籍は6冊。一応知識は少ない脳みそに詰め込んだがやっぱフィールドに出るとまだまだ戸惑う部分もある。 

先に急な坂が見える。あの坂を登れば遊歩道に出れる感じがする。

コレを登りきれば遊歩道に間違いない。確かこの有刺鉄線のところから覗いた記憶がある。

遊歩道に出た。左に行けば山頂(国見城址)右へ(正面)に行けばロープウェイ駅

矢印の方向から登ってきて有刺鉄線を跨いで遊歩道に出たところ。

山頂(国見城址)へ。矢印の方向へ進む。この先はほとんど平坦な道。

遊歩道は全面凍結。すべる、すべる。アイゼン持ってくればよかった。脇の凍っていない場所を選んで歩くけど時間が掛ってしょうがない。

凍って無い場所もあるけどほとんどの場所が全面凍結していた。

売店前もほとんど凍結して歩きにくい。

コレからは溶けていくいっぽうなのか。もう1回くらい雪が積もって欲しい。

山頂広場

全面ぶ厚い氷に覆われてキンキンです。スケートリンクみたいになってます。

積雪の時にゴミをしたのか雪が溶けて至る所にゴミが出てきている。割り箸のゴミが圧倒的に多かった。持って帰れよ!

カイロ

軍手も・・・冬に軍手するのもどうかと思うけどゴミして帰るのはもっとダメ!

とにかく広場でのゴミの多さにビックリしました。割り箸などなんで食べたら持って帰れんのかね~ 寒いし午後から用事があるので早々に下山する。

下る前にもう一度、地形図を確認する。下りは調子こいてスーッと下ってたら分岐で違う方向へ進んで道迷いする事故が多い。そこで違う支尾根に進みそうな分岐点に赤○をしてみた。青い矢印の方向に入らないように赤丸の場所で都度コンパスで方向を確認して進む。あと注意点は緑○のところ西斜面を下ると言う事を頭に入れておく。

左に行けば遊歩道を通ってロープウェイ駅へ。正面は寺谷の入口。右は岩屋文殊前を通って文殊尾根へ。岩屋文殊の方向へ行く。矢印の方向に。

上の画像のところを右に曲がってすぐに木の階段がある。階段を登ればすぐに岩屋文殊です。階段の左横の登山道に入る

P981

矢印の方向に巻き道があるので進む。

1つ目の赤○地点

この位置からだとコンパスで方向確認してもわからないので少しだけ進んだところで方向確認。右のルートで合っているので進む。真っすぐ(青い矢印)は文殊東尾根 です。

正面に見えるピークは792だと地図からわかった。ココで北東方向に谷筋を下って行く事になる

方向確認!左に尾根も見える事も確認して下る。

眼下には伏見道が見えてきた。

はい。読図山行終了!あとは伏見道を下って百ヶ辻のパーキングへ

目の前の川にブラシが置いてあったので靴を洗った。

この先少し下ったところにもブラシが2本置いてあったので混みあっている時は少し先へ下った所へ行きましょう。楽しい読図山行でした!