鉄山 ハエ多過ぎやろっ!!

2023年12月14日

遠征の日にちを決めたくても梅雨なのでまったく予定が立たない。6月は遠征がメインなのでその他の山行は何も考えてない。直前に天気良ければ思いつきで行けばいいや!て、考えてたのでいざ、登山に行きたくてもなかなかどこへ行こうか決めかねていた。

久し振りに涼さんに電話してみた。前回ご一緒したのはちょうど1ヵ月前の釈迦ヶ岳いらいだ。その後連絡もしてないし死んでるかもと思って電話してみた。そんな心配はよそに元気な声で電話口に出た。「最近どうなん?」と電話したら鉄山へ行こうと思うとの返事で「ほな、行こ!」って直前にまた待ち合わせの時間など決めようとの事で行き場所が決定。鉄山は行ってみたい山だったので楽しみだ♬

合計距離: 10.11 km
最高点の標高: 1899 m
最低点の標高: 828 m
累積標高(上り): 1397 m
累積標高(下り): -1098 m
Download file: tessen20140609.gpx
山行データ
  • 【山名】 鉄山 (修覆山、弥山)
  • 【山行日時】 2014年6月8日
  • 【天気】 晴れのち雨
  • 【メンバー】 涼さん+S嬢+登山好人
  • 【歩いた距離】 10km

鉄山取りつき

大峰方面に行く場合はいつも僕の駐車場で待ち合わせ。この日は午前4時30分に駐車場で待ち合わせして僕の車で出発。先にトンネル西口にチャリをデポして大川口へ戻る。S嬢はどうやら寝不足らしい。僕もとりあえず2時間だけ寝れた。

数十mで左側に木のハシゴがある。そのハシゴのところから登って行く。最初は急登の連続だ。

トップはS嬢。S嬢のペースがとてもいい感じだ。急登だが息が切れないので疲れない。結局はこのペースが良くてあまり休憩をとる事なく登れる。

今日はおNEWなゲイター装着。macpac カスケードゲイター ブラックMサイズ。素材はアズテック。頑丈なのでマムシに噛まれても大丈夫やろう。装着はベルクロなのでとても楽チン。前に使っていたモンベルのゲイターはジッパーだった。このジッパーがおかしいのか中々うまく噛み合わず装着が難儀だった。

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S嬢もこんな急登の連続する区間や岩場も難なく行けるようになったんや。山デビュー当時から知っているのでたくましくなったな。

この辺から少し傾斜も緩くなってくる。今日は午後から天気が崩れる予報。ほんまか!?て、いいたくなるほど午前中は天気が良かった。

多分・・・ バリゴヤノ頭。見えないけどその奥に稲村ヶ岳が。

S嬢のペースがとてもGOOD!ほとんど汗をかかない。

ココは右側へ進むと・・・

はじめて鉄山の標識があった。距離などは書いていない。

登山道は赤テープがこまめにあるので迷う事はない。

草原のような場所に出た。ココでゆっくり休憩!と、いいたいところだが・・・ものすごいハエです。耳の穴の入口まで突進してくる。眼にも何度か入りかけた。たまらず休憩せずに歩くことにした。ココから大量のハエと格闘しながら進むのであった。ホンマこれが辛かったよ。

草原のところは見晴らしが良かった。ココまで登ると稲村ヶ岳大日山もよく見える。左の方には観音峰も見える。素晴らしい眺めだがハエが多くて辛い。

左側のピークが鉄山(1563)。その手前に偽ピークがあるのでそれをまずやっつけなければならない

草原以降は登山道が一変する。歩きにくい木の根っ子と格闘するような登山道となる。この辺が偽ピークのエリアだ。

少し下って今度は鉄山のピーク目指して登る。

登りながら倒木をくぐったり

この鎖場を越えると山頂はすぐそこだ。

ほとんどが散ってしまっていたシャクナゲだけどコレだけは何とか残っていた。

鉄山山頂

鉄山=ハードな印象でしたが案外楽チンでした。コレもS嬢のペースが良かったんでしょうね。楽チンなのは体力だけであのハエの猛攻撃で精神的にヤバかった。

ココで休憩してても大量のハエが目・耳・頭に襲ってくる。

山頂から北の方向をみると雨雲ぽい雲が迫ってくる。

鉄山以降は何度かアップダウンを繰り返しながら・・・

涼さん+S嬢は虫よけネットで武装している。ええな~、僕は丸腰なので頭や耳を払いながら歩いている訳だがコレが大変。

とうとうガスってきた。

ギンリョウソウ  

修覆山の手前は森のようなとてもいい感じなところでした★

修復山】(標高1846m)

特に何もないっす。ココからコンパスを合わせて目指すは弥山小屋!ここから倒木地帯を歩くことになる。

わかりにくいけどこの辺はまだテープがある。

とりあえず正面のピークにコンパスを合わせて歩きやすい場所を歩いて行く。一応この辺もテープはある。

ピークの手前から右方向にトラバースして行く

ヤバイ!覆面した変なオッサンに絡まれた!

トラバース後はすぐに弥山小屋にコンパスを合わせて進む。トラバースしてからはテープ類は一切なくなった。

ネットが壊れていたのでココから入っていく。ココからだと弥山に直登出来るね。

神社の裏手に出てくる。

弥山】(標高1895m)

到着した途端に雨が降り出した。それもかなり本降りだ。小屋は宿泊者のみしか使えないと張り紙がある。

奥の建物の入口に小さな庇があるのでそこで休憩することにした。

久し振りのアルコールストーブ。今日はおにぎりに豚汁だ。

今日初卸となったレキのポール。デビューが雨降りとはイヤだな。1時間ほどノンビリして雨も止みそうに無かったのでレインウェアに着替えて下山する。

トンネル西口までのルートは初なので少し楽しみだ。雨が降っているので木の階段がとてもいやらしい。下山もS嬢がトップ。

理源大師像

ここからなだらかな道になる。雨は本降りで足元ぐちゃぐちゃ。

弁天の森】(標高1600m)

ココから大川口に停めている車を取りに行くので先に下山する。涼さん+S嬢は写真を撮りながらゆっくり下山するとの事。

奥駈出合

コを左折する。ココからまた急な下りとなる。

何人もぶち抜いて最後は団体さんにぶち当たった。さすがにコレだけの人数だとそうそうに抜かせそうにない。気がついてくれない。もう登山口はすぐそこなので抜かさずにこの集団の一員になった。

木の橋が見えた。登山口はもうすぐそこやな。雨は少しマシになってきたのでラッキーだ!

木の橋を渡って3分くらい歩くと・・・

下山

ひとり・・・お疲れさまでした♬

駐車場のオジサンが近づいてきて「100」といわれた。財布は車に置いてきたのでまたこっちに迎えにくるのでその時に渡すといって大川口まで下る。途中でまた雨がかなり酷くなり前を見るのも辛い状況。安物のチャリはブレーキの利きも悪いのでかなり怖い。20分ほどで大川口に到着。また西口まで戻って涼さん達をピックアップ。

帰りはまた「かもきみの湯」に立ち寄って入浴・食事して帰宅。帰宅後はまたすぐに寝てしまった。行きたかった鉄山へ登れて楽しい山行でした。涼さん+S嬢さん。お付き合いありがとうございました♬

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鉄山

Posted by 登山好人