御旅山・甲山・仁寿山・小富士山縦走【播磨】

仁寿山への登りから振り返ると御旅山(左)と甲山(右)

GW登山は播磨の里山を縦走してきました。

今回のルートは御旅山→甲山→仁寿山→小富士山の順に縦走し、御着駅から電車で戻るルート設定をしました。

今年のGWは12日間も休みがありますが、前半戦は気合を入れて副業に専念していたのでアッという間にGW前半を終わってしまいました。GW後半にほとんど予定を組んでいましたが、GW後半は最近の天気予報では天気がコロコロ変わる予報になっています😢

この後テント泊の予定も組んでいましたが、雨の予報に変わってしまった。日程変更しようにも家族での予定がちょうどど真ん中にあるので、延期しようがない💦 また6月の梅雨前にでも計画し直しです。

ってことで、今回は遥々、播磨の山までバイクで行って来ました。寒かった~😱

午前4時前に自宅を出発した。家を出た時の気温は15℃ほどでした。今日は天気も良く、気温も高くなるだろうし、家を出る際は寒くは無かったので、真冬の防寒着ではなくソフトシェルで出発!

宝塚市に入ったところで11℃まで気温は下がった。さすがにめちゃくちゃ寒い。神戸市北区の山間部に入るとまさかの8℃💦 さすがにソフトシェルだとヤバイ。日の出までローソンで休憩です。

もう帰りたくなりましたが、帰るのも寒いし、昼間は暖かくなるのであと60㎞頑張って走ることにした。

山行データ+GPSログ

合計距離: 8.74 km
最高点の標高: 174 m
最低点の標高: 5 m
累積標高(上り): 501 m
累積標高(下り): -555 m
Download file: 20250501_姫路市.gpx
山行データ
  • 【山名】御旅山 甲山 仁寿山 小富士山
  • 【標高】139.6m(御旅山)
  • 【山行日時】2025年5月1日
  • 【天気】快晴
  • 【メンバー】単独

コースタイム🕘

山行時間(休憩含む) 3時間10分 距離8.74㎞
  • START
    7:16
    駐車場所スタート
  • POINT1
    7:36
    御旅山山頂(139.6m)
  • POINT2
    7:47
    甲山取りつき
  • POINT3
    8:02
    甲山山頂(98m)
  • POINT4
    8:37
    仁寿山取りつき(575m)
  • POINT5
    8:59
    仁寿山山頂(174.8m)
  • POINT6
    9:31
    小富士山山頂(173m)
  • POINT7
    9:58
    小学校横下山
  • GOAL
    10:26
    JR御着駅ゴール

御旅山駐車場(白浜西山公園)

無料駐車場です。付近には綺麗なトイレあり。

坂にある駐車場ですが、駐車スペースは平坦なので駐めやすい。

御旅山縦走登山スタート!

駐車場奥にある「松原八幡宮」向かって左右に登山道がついています。下調べをロクにしていなかったので、どちらに進めばいいかわからなかったので、直感的に右からスタートしました。

帰宅後に調べると、向かって左側からスタートした方が楽しそうな登山道で途中にベンチなどもあるそうです。右(僕が進んだ方)の登山道は左側の登山道と合流する地点までほぼ平坦な道でした。

ある程度の標高までバイクで登ってきたので楽チンです。が・・・帰りはまた駐車場まで登り返さないといけない。

この少し先に杖の貸し出しがある付近で左ルートと合流。右ルートは平坦な道ですが、展望はゼロです。

右ルートで進むと初めての鉄塔のところで少し展望あり。

少し開けてきました。

途中の岩場からは眺めが最高です!眼下には姫路市立飾磨高等学校の校舎と、その奥に流れる市川も見える。

登山道は完全に開けました。正面ピークが目指す御旅山です。朝からご近所の方がザックを背負わず身軽に登られている方が多いです。ご近所にこんな里山があれば毎日でも登りたいですよね。

振り返るとすごく眺めがいいです。

御旅山山頂(139.6m)に到着

山頂から賑やかな声が聞こえると思ったら東屋で休憩中のおばさま達3人組が楽しそうにおしゃべりしていました。

山頂からはぐるり360度のパノラマが楽しめます。

北方向を見ると姫路城が見えます。2026年3月からは市民と市民以外で二重価格制度が導入される予定だそうです。市民以外だと現在の1000円から2026年3月以降は2500円と大幅な金額UPだ。まだ行かれてない方は急げ!

北東には本日3座目の「仁寿山」が見えてます。アンテナがあるのですぐにわかります。その右のピークが本日ラストに登る「小富士山」です。ココから見ると全然山容が富士山じゃ無いね。

山頂にあった山座同定盤によるとこの方向に明神山、笠形山なんかも見えているそうです。

明神山に登った記事はこちら↓

笠形山に登った記事はこちら↓

南を見ると家島諸島の男鹿島も見えていた。

クマバチがすごく多いのでゆっくり休憩も取れない💦 別に攻撃してくるわけでもないがうっとおしい。

御旅山山頂からの眺めも堪能できたので、つぎはお隣の甲山へ向かう。

妻鹿甲登山口へ下りてきた

御旅山山頂から下山すると住宅地へ下りてきました。

山頂からは結構な下りだったので15分で登れる??

つぎの甲山への取りつきは地図を見るとココから1分ほどの場所だ。

マジで!?ココが甲山への取りつき?

車道奥から歩いてきました。地図ではココを入って行くみたいだけど、よその敷地じゃないの?でも地図では道になっているしな。怒られたら素直に謝ろうってことでお邪魔して先へ進んでみた。

少し奥へ進んで行くと登山道になっていたので安心しました。道もハッキリしています。

鉄塔の巡視路なんでしょうね。やはり甲山は南側の荒神社から登るコースがメインなんでしょうね。

荒神社の方から登ると写真を見る限りでは展望のいい場所もある感じだ。

振り返ると先程登った御旅山が見えました。

登っていると暑いけどたまに風が吹くとこれがすごく気持ちが良かった。ちょっとの風でもスーッと汗が引いて行きます。

登って行くと所々にこのような案内板がある。

ここを馬で駆けていったのか?

山頂に近づくと更に色んな案内板が目に付くようになる。すべて撮ると載せきれないので少しだけ。

甲山山頂(98m)

山頂は北~西のみ視界が開けていた。もう少し木が低ければ最高なんですがね。

歴史には1㎜も興味が無いけど、甲山には妻鹿城ってお城があったそうです。どおりで色んな訳の分からない案内板があったんですね。案内板があるだけで痕跡とか無いのでピンとこない。

まわりに高い建物が無いので標高100mでも眺めはそれなりに良かった。

標高98mのお山からの眺めです。山頂を時計回りに歩いて下山します。

この大きな岩「磐座跡」のところで右手前にVターンします。

Vターンして進んで行くと登ってきた道と合流して下山します。

甲山より下山しました。

次の仁寿山まで車道を歩く

下りなので助かった~ 

飾磨高等学校の生徒さんが自転車こいでのぼってくるけど、自転車見たらアシスト付きじゃない普通の軽快車です。一応ギア付きだけどアシスト車は誰もいない。恐らく学校がアシスト付きはNGなんでしょうね。毎日こんな坂をのぼって通学するわ。帰りは楽チンですけどね。

民家横の水路を見たら水がすごく綺麗。貝殻がすごく多いんですけど何なんだろう?

正面の山がこれから登る仁寿山です。取りつきがすぐに見つかればいいんだけど。

事故発生!!🚑

姫路バイパス横を歩いていたらサイレンの音が近づいてきている。

前方を見るとワンボックスの車が横転してるやん。大丈夫なのか??

後ろの軽四は事故とは関係なく、第一発見者で通報してくれた方です。ワンボックスの車内では消防の方が救出作業をしていました。年配の男性ですが首を痛めたのか車内でコルセットを装着され車外へ救出されようとしていた。

事故は単独で右の防護柵にヒットさせた反動で横転したんでしょうね。詳しい事故詳細はわかりませんが、右の防護柵を突き破って下のバイパスに落ちていたら大変なことになっていたでしょうね。

仁寿山への取りつき

バイパス上の橋を渡ってすぐのところに取りつきがありました。

じーさんは首を痛めていたみたいだけど意識があったので良かった、良かった。

僕も気を引き締めて3座目の仁寿山へ登ろうと思います。

入口からすぐに気持ちのいい竹林です。ずっとこんな道だったらな~

けど地図見たらそんな呑気な事を言っている場合じゃない。かなり急そうです💦

すぐに竹林が終わると狭く急な道となる。おまけに蜘蛛の巣も多くなる😱

本日大量の汗を拭きだしたのはこの急登ですw

展望のいい所があってココすごく風が気持ち良かったので少し休憩した。

休憩した場所から事故現場も見えました。まだ車は横転したままですね。

急登を登りきると反射板があった。クマバチがクソほど多い。

仁寿山山頂に到着!(174.8m)

アンテナばかりの山頂です。

本日で1番標高の高い山です。

アンテナやフェンスが無ければこの山も展望が良かっただけに残念です。

ゆっくり出来る場所が無かったのとクマバチがウザいので先へ進みます。

正面に見えている小富士山へ向かいます。ココから一気に下ります。

車道に出ました。ココまでかなり急な下りでした。この先はガードレールの隙間からまた一気に下るみたいですが、蜘蛛の巣が多そうなので、少し遠回りになるけど、車道を歩くことにしました。

距離は少し伸びるけど蜘蛛の巣が無い分、快適だ!!

車道を下って行くとこの辺から地図を見ても行けそうなのでココから小富士山へ登り返します。

合ってますね。麻生山の別名が小富士山なんです。

振り返ると、山肌に1本の筋が・・・ そう、あの筋こそがさっき下ってきた道だ。

ココから見てもかなり急なのがわかる。

小富士山山頂へはもうひと登りだ。

山頂への道も狭く、蜘蛛の巣が多い急登だ。ただ、逆光なので蜘蛛の巣は発見しやすい。

小富士山(173m)

小富士山山頂に到着!

遮るものは無いけど、山頂は平坦で広い山頂なので、どこでも弁当適地だ。

特に右側には眺めのいい岩場があるのでそこへ腰かけて食べたらウマいだろうな。

その展望のいい岩場がココです。風通りも良くて気持ちいいところです。

気持ち良くて誰もいなかったのでウェアを捲り上げてお腹を出して冷却w

左奥の山は2年前に歩いた「的形アルプス」です。

十分に休憩したので小学校の方へ下山して行きます。

山頂北側にある「華厳寺」ちょっと荒れた感じのお寺でした。

下山路はお寺の少し手前から右へ入って行き、すぐに分岐があるので、左へ曲がって行きます。

こちら側を通る記事はあまり見なかったので道を心配していましたがシッカリついてます。

ただ、いくつか分岐があります。分岐には案内板が無いのでマップ必須です。

いきなり東屋が出てきました。昔は展望良かったのかもしれないです。

少々、寂れていたし展望も無いのでスルーしました。

この辺から小学校の子供たちの声が聞こえだしてきました。

朝は真冬でしたが昼間はもう初夏みたいだ。新緑が気持ちいい。

小学校横に下山!

GWなのに何で子供の声が・・・?って思いましたが、今日・明日と平日でしたねw

さて、ココから駅までチンタラ歩いて行きます。

振り返ると小富士山が見えてます。この山は南側から見ると富士山のように見えるそうですよ。

やっとこさJR御着駅に到着

踏切待ちをしていると姫路方面の電車が出て行った。あと5分早ければ・・・😢

駅に着いて時刻表見たら10分少々待つだけで次の電車が来るみたいだ。田舎の駅だから30分以上は待たされると思ったけど、いうても兵庫県第2の都市姫路駅の2つ手前の駅ですからね。

姫路駅から山陽電車に乗り換えて妻鹿めが駅へ。

山陽電車の妻鹿駅を出て1㎞ほど歩くと「妻鹿登山口」がある。ココから駐車場まで登り返します。

歩きやすい道で助かりました。

ほぉ~、ココに出てくるんだ。

この建物は妻鹿駅からも良く見えていました。あの建物は個人宅の納屋だと思っていた。

実はこの建物は駐車場にあるトイレでした。とても綺麗なトイレなので安心して利用できますね。

駐車場に無事到着!時間は11時30分なので昼前には山行終了。

ココから4時間掛かったとしても16時には帰宅できそうです。夜間はあまり走りたくないので、明るいうちに帰宅できるのは嬉しい。

帰りはとてもいい気温で気持ち良く走って帰れました😀 自宅には時間通り16時に到着した。

最後に・・・

ここも数年前からブックマークに入れたままで温めていた山です。今回はまだ先の赤穂市の山に行こうか悩みましたが、こちらへ登って来ました。自宅から110㎞と登山してバイクで帰るとなると結構ハードです。

御旅山は整備も行き届き、地元民から愛されている里山って感じで運動がてらに登られている地元の方がすごく多かったです。

甲山は歴史や城跡が好きな人だといいでしょうね。登山目的だと案内板も少ないので初心者の方だと不安になるかもしれないですね。道は藪っぽいところも無く歩きやすいです。

仁寿山、小富士山に関してはアップダウンが思っていたよりありました。仁寿山へは狭く急登で蜘蛛の巣に負けずに登ったと思ったら登った分だけ下らされ小富士山にこれまた同じ標高まで登らされました。まぁ、里山なので標高差はしれていますが、クマバチ・蜘蛛の巣で心が折れかけてました😫

GWの休みも1日家族の用事で無くなるので4日だけど天気が悪い日もある・・・次はツーリングに行くか山へ行くかで悩んでいる。悩んでいる時もまた楽しいですね。