FORZA(フォルツァ)mf17 エアクリーナー交換

フォルツァのエアクリーナー(以下エアクリ)の交換はとっても簡単です。

合計10本のビスを外すだけで交換出来ます。

車検の無い250cc以下の車両はメンテナンスも疎かになりがちだと思いますが、ある程度、自分でメンテをすると愛着もわきますよ。簡単なのでぜひ!

エアクリの交換時期

オーナーズマニュアルには20000㎞での交換を推奨されています。

エアクリの役割

エアクリはエンジンに送る空気を清浄し、不純物を取り除く重要な役割を果たします。具体的には、以下のような働きをします。

  • 異物の除去: 空気中の塵や砂、汚れをフィルターで取り除き、エンジン内部を保護。
  • 燃焼効率の維持: 清浄な空気を供給し、適切な燃焼を助けることでパワーと燃費を向上。
  • エンジンの寿命延長: 異物が侵入しないようにすることで、エンジン部品の摩耗や故障を防ぐ。

定期的な清掃や交換が必要で、詰まると燃費の悪化やエンジンの不調を引き起こすこともあります。

純正品が1番!

社外メーカーからいくつかエアクリが販売されていますが、耐久性などを考えると純正が1番です。

エアクリは高いパーツでは無いので、安価な社外パーツを使うより純正の方がはるかに安心です。

Yahooショッピングでポチって翌日には届きました。

品番:17210-K1B-T00 代替品番:17210-K1B-U10

ホンダ純正部品番号の統合、代替品番への変更について

純正部品に関しましては予告なく部品番号の統合や代替品番への変更がございます。
特に年式の古い車両などは生産終了となった部品を使用可能な他の部品で代替する場合が多くみられます。

また、部品番号統合や仕様改良で部品そのものが変わる場合もございます。変更後の部品に関してはメーカーが保証しておりますので、機能的には問題なく使用できます

エアクリ交換手順🔧

エアクリカバーを外します

エアクリは車体左のesp+のバッジが貼っているカバーをまずは外します。

プラスドライバーを使い7本のビスを外し、手前に引っ張るとカバーは簡単に外れます。

エアクリ本体を外します

カバーを外すと今度はエアクリを留めている3本(黄色丸印)のビスを外してエアクリ本体を外します。

赤矢印はエアクリカバーのビス穴です。

購入してから1年5ヶ月、走行距離14400㎞のエアクリの状態です。結構、汚れています。

エアクリを外すとオイルが・・・💦

写真ではわかりずらいと思いますがBOXの下にオイルが付着しています。

ネットで原因を調べてみたところ以下のようなことが書かれていました。

1:高速走行の影響 長時間の高速走行によりエンジンオイルが膨張し、エンジン内の圧力が上昇。その結果、ブリーザーからオイルがあふれ、エアクリーナーに付着することがあります。

2:転倒によるオイル流出 バイクが転倒すると、ブローバイガスの経路を通じてエンジンオイルが漏れ、エアクリーナーに流れ込むことがあります。

3:エンジン内部圧力の上昇 オイルの入れ過ぎやピストンリングの摩耗により、エンジン内部の圧力が上昇。ブローバイガスとともにオイルがミスト状になり、エアクリーナーに付着することがあります。

4:ブリーザーホースの設計 一部のスクーターでは、ブリーザーホースが短いため、オイルがエアクリーナーボックスに戻る時間的余裕がなく、オイルが溜まりやすい構造になっていることがあります。

転倒などさせたことは無いので2番はなし。1番の長時間の高速走行もほぼ無いのでこれもパス。3番のオイルの入れすぎは少しあるかも。チェックするとMAXちょい入っている。

1番怪しいのは4番のブリーザーホースの短さなのかもしれない。前に掃除してから1年ほど経っている。そろそろオイル交換も近づいてきてるので、交換時にショップで訊いてみようと思う。

まだ走行距離からしてもエンジン関係じゃ無いと思うんだけど。

とりあえず、新しいエアクリを付ける前に綺麗に掃除をしておきました。

完了!

エアクリ本体のビスとカバーのビスと外したら間違わないように分けていた方が無難ですね。エアクリBOX内の清掃作業もいれて10分強で完了しました。簡単です。

取り外したエアクリ

恐らくオイルもかなり付着していることでしょう。息苦しさも無くなりさらに元気に走って欲しいですね。

交換後は空気が綺麗な山間部に試走してきました。綺麗な空気をたくさん吸いこんでご機嫌です😀

ブリーザードレーンの清掃

かなり汚い色になっています。堆積物がかなり溜まっている感じですね。まずは取り外します。

中の堆積物はドロッとした感じのモノでした。堆積物の処理はティッシュに染みこませて処分しました。

ホース内を綺麗にし元に戻しました。これで少しは見やすくなった。

ここももっと定期的にメンテしなければいけないですね。

ブリーザードレーンがいっぱいになるとエアクリーナーボックスの底部にオイルが溜まり、カバーとの合わせ面からケースの外に滲み出すこともあります。ノーメンテナンスで走り続けている4ストロークスクーターのエアクリーナーボックス下部がオイルでベタベタな場合、ブリーザードレーンから溢れた油分が原因となる場合が大半です。ちなみに2ストロークスクーターの場合、キャブレター側から吹き返した混合気中の2ストオイルがによる汚れである場合が多いです。 出典:Webike+

やはりブリーザードレンの定期的なメンテは必要なんですね。

自分でメンテすることにより、こういった発見もあり、原因を探そうとネットで調べたりと色々勉強にもなりますね。