予想外の雪 千手岳【大峰】
最高点の標高: 1332 m
最低点の標高: 598 m
累積標高(上り): 1001 m
累積標高(下り): -987 m
- 【山名】 千手岳
- 【標高】 1357m
- 【山行日時】 2018年4月8日
- 【天気】 雪のち晴れ
- 【メンバー】 katsuちゃん+登山好人
- 【歩いた距離】 9.8㎞
千手岳に登攀しにかっちゃんと行ってきました♬ 朝早くからピックアップ+運転ありがとうね☆ 数日前の釈迦ヶ岳は残雪が少しあるだけで雪はもうほとんど無い状態だでしたので事前にかっちゃんから「アイゼンいる~」との質問にアイゼンは要らないよ~と返信。これが・・・
と、いう事で前鬼川に遡行した時と同じパーキングに車を停めた。この時点でパラパラと雪が落ち始めていたがこの程度では問題ないと思って用意して出発♬
林道を歩くこと30分で小仲坊に到着★
宿泊所の前で休憩。このルートは初めてなのでワクワク。よくネットで見かける電話ボックスも健在だ。
宿泊所の扉が施錠していなかったので内部をパチリ★ イヤ~なニオイはまったくなし。
素泊まりは4000円です。水場は主屋にあるそうです。
宿泊所前から入山します。
マスクをしているのは3日ほど前から扁桃腺が腫れてて今日も少し微熱があり、そういう事でかっちゃん、今日は激遅ペースですがお付き合い宜しくです。
テープはマメにありますが頭がボーっとしているのでしょうか??何度か登山道を外しては修正する。すみません。
登山は1ヶ月ぶりやな~ 今日も宜しくです★
テープはホントこまめにあります。水の無い沢を何度か渡りながら登っていきます。
幸い微熱程度だったので登っている時は気が張っているのか熱によるダルさ、しんどさはあまり感じなかった。
大雨の時はこのコースどうなるんだろうか?
やや広い沢を登っていきます。
階段が出てきました。階段には「853」の文字が。これは奥駈に出るまでの階段の段数です。
階段は連続していません。たまーに階段が出て来ますので中々段数が減りません。
登るにつれ段々と白くなってきました。
この先で下山ルートの取りつきを確認し先へ進む。
【二つ岩】
ココに立つには1段分岩を登らなければならないが雪がついててたった1段分が難儀する。このままでは千手岳登れないような感じです。その前に先手岳までのトラバースもアイゼンが無いので難しいかな?
とにかく千手岳への分岐だけでも確認しておきたいので取り敢えず分岐点まで行って進むか戻るか決めることにした。
二つ岩からはほぼ平坦に少し進むと千手岳への分岐点の階段に到着。ココが分岐点で間違いない。
薄く積もった雪がよく滑る。ココまでのルートでもよく滑っていたし軽アイゼンでも持っていれば千手岳の基部までトラバースして行っても良かったんだけどこの状態でトラバースするのはやや危険。それに無理して基部まで行っても登攀出来ないなら今日は分岐点の下見という事でいいと思う。
下見でヨシとしましょうか。また秋の天気のいい日にかっちゃん、リベンジしようね★
オーッ!!
ガスがはけて千手岳が見えてきた。下山したら雪がやんできました。でも、足元は悪いままなので仕方ないね。
下りの階段は怖い場所。ゆっくり確実に下る。
下山ルートの取りつき。山と高原地図には「地蔵ノ尾」と書かれた尾根です。何て書いてあるのかわかりませんでしたが「あかさか尾根」と読むそうです。
最初の数十メートルだけ壁のような下りです。チェーンはよく滑るのであまり意味がないね。
この尾根の1番難所がしょっぱなのこの下りのみ。
降りてしまえばあとは平和な尾根歩きです。
こちらのルートもテープ多し。途中でメシにした。孔雀岳の方を見ると稜線は真っ白。まさに厳冬期の山のようだ。稜線では相当降ってたんだろうな。
【あかさか峠】
この尾根ルートは急な下りもなく序盤はほぼ平坦でこれだけ平坦なところが続けば後に激下りなところがあると思いきやそんなところも無くあかさか峠に到着。
ピストンで前鬼へ下るよりこちらのルートの方が脚の負担が少なくていいかも。少しだけ距離は伸びますが。
ここでこのルートの名前がわかりました。ふりがなありがとうございます。新宮山彦ぐる~ぷ様
ここからは地図にも明記されている道です。ほぼ平坦に小仲坊へ続いています。この道を逆方向へ進むと前鬼川遡行時に折り返した垢離取場へ行けます。
地図に破線で明記されているので歩きやすい道だと思ってたらこんなところばかり。
歩きにくっ。。。
この花が群生しているところを抜けると小仲坊に到着。この花かっちゃんがえらい気になってて何枚も写真を撮ってたな。この花の名前判明したら教えてな~♬
花の名前は「ミツマタ」という花でした。紀州のカモシカ様に教えていただきました!紀州のカモシカ様ありがとうございます。
冬になれば葉を落とす落葉性の低木であり、ジンチョウゲ科のミツマタ属に属する。中国中南部・ヒマラヤ地方が原産地とされる。3月から4月ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。そのため、「ミツマタの花」は日本においては仲春(啓蟄〔3月6日ごろ〕から清明の前日〔4月4日ごろ〕まで)の季語とされている。皮は和紙の原料として用いられる。
下界は春でした・・・
帰りはまたまた馬酔木へGO!下山後の焼肉最高です♬ 下山したら気が緩むのかダルさがまた出てきた。はやく治さなね。
今回もピックアップ、運転などありがとうございました。思わぬ積雪で千手岳登攀は出来ませんでしたが秋のいいお天気の時にまたリベンジご一緒宜しくお願いします♬ 蓬莱峡にも練習行こうね。
この時期は雪ある無しに軽アイゼンでもザックに入れとかないとね。。。