厳冬期の高見山
今回もまた涼さんと一緒に行ってきました!
スタートは「たかすみの里」温泉の駐車場。ココに車を停めさせて頂きました。帰りは入浴するのでごめんなさい。料金:大人500円、小人(6歳以上12歳未満)200円 営業時間:11~21時(12月1日~3月15日は~20時) 定休日:木曜(祝日の場合は翌日) 住所:奈良県東吉野村平野835
最高点の標高: 1244 m
最低点の標高: 461 m
累積標高(上り): 901 m
累積標高(下り): -902 m
【駐車場】
たかすみの湯の駐車場に停めてスタート。この時点ですでに雪が降っている。
高見山に来るのも4年振りか。前回は大峠から登ったのでこちらから登るのは初めて。温泉施設の裏手にある赤い橋を渡って左に行くと高見山登山口がある。
最初は木の階段の連続。雪が少ないので微妙に登りにくい。
木の階段が終わると平らな道が続く。雪は降っているが木に覆われているのであまり気にならないな。
あまり平坦な部分が続くと困る。まだ山頂にはかなり登らなければならないのに平坦な道が続くと一気に急登があると考えてしまう。
いい感じの積雪です♬
【避難小屋】
小屋の後ろの木がマップで記載ある「高見杉」なのかな?内部は中央に焚き火が出来るようになっている。
【杉谷平野分岐930m】
今まで雪は少なめだったがココから先はかなり積雪がある。そしてこの先が左右なにも無い尾根道なので急風と暴雪注意報発令なのだ。
分岐点に設置されていた案内板。山頂まではあと少しだけどここから登りがキツクなる。
シュカブラと言うらしい?
シュカブラとは
冬期に高山の山稜で雪面に見られる風紋。強風と低温によりクラストした雪面に様々な波状の紋様ができる。
アイゼン持って来てるけど今のところ積雪も多くフカフカなので装着していない。
コレはすごい!まるで布団をかけたようだ。
横からの強風がすごい。上からは樹氷が風で吹き飛んでいるのかパラパラと落ちてくる。こう言う時はほんまゴーグルが欲しい。来年買っと。
晴れてたらキレイな樹氷のトンネルだったんだろうな。
大きな巨石があった。国見岩と言うそうだ。
【国見岩】
巨石の前に設置されていた看板。
雪の重みで垂れ下がり木のトンネルになっている。
【息子岩】
次は女の子が欲しいのでヤメタって言うより岩がどこにあるかさえわからない。
【揺岩】
先行していた3人衆が立ち止まっていた。その横を通り過ぎようとしたらトレースがなく道もわかりづらいが基本的にここも尾根道を登って行くだけなのでツボ足で登る。
深さは先日の金剛山とそれ程かわらないがたまーにズッポリ入る場所もあるがラッセルまでとは行かない。
コースがわかりにくいと思ったら手すりらしきモノが顔を出していた。あそこを通ればいいんだな。
ここからは涼さんが代わってくれた。やっぱこう言う状況では後ろの方が歩きやすいね
右側へ落ちるなよ・・・涼さん。
【笛吹岩】
コレがどこにあるのかサッパリわからなかった。
本当ならここは展望のいい場所なんですが今日はこの通り。
山頂はもうすぐです。
【避難小屋】
とりあえず寒いので小屋の中へ直行。
【高見山山頂】
三角点はどこ?雪で埋まってるんかな?
こちらは大峠からのルート。高見山山頂への最短ルート。
小屋の上は展望台になっている。今日は意味なし。
小屋内は-4℃。けど風が直接当たらないだけでも暖かく感じる。カップラーメンを食べて体を温める。
さぁ・・・下りましょうか!下山の時はアイゼンを装着。
高見杉の少し先にも小屋があったけど写真を撮り忘れていたので下山時に撮影。ここでアイゼンを外した。
【下山】
たかすみの里で温泉に入り帰りに大峠へ向かいましたが小峠~大峠間で崖崩れのため通行禁止だった。小峠までは通行できました。ここから大峠までみなさん歩いて登っていました。