大阪府の最南端泉南郡岬町の山へ【学文字山】
今回は大阪府の最南端岬町の学文字山へ登って来ました。
一般的なコースは深日町駅からスタートして、学文字山~影見ヶ池の周回コースですが、源蔵山へも登りたかったので、深日町駅からR26を少し和歌山方面に行ったところにある「石投げ地蔵」からスタートしました。
週末の寒波で金剛山・葛城山も積雪があり魅力的だったんですが、冬用の靴はソールが剥がれたままで修理してないんです💦 あと、登山口までの道もバイクだと怖いのと、車のタイヤの溝が今回の車検まで持ちそうなので、今回、タイヤ購入(スタッドレス)の許可が下りなかった。今年も雪山は行けそうにない。来年こそは!!
なので、今年も雪が無い低山(里山)をバイクで行って楽しもうと思う。特に低山(里山)だと、この時期にしか歩けないところも多いので、この機会に歩いちゃえ!まぁ、今の登山スタイルも気に入ってるのでOK😁
山行データ+GPSログ
最高点の標高: 215 m
最低点の標高: 14 m
累積標高(上り): 326 m
累積標高(下り): -326 m
- 【山名】学文字山 南学文字山
- 【標高】216m(学文字山)212m(南学文字山)
- 【山行日時】2024年12月16日
- 【天気】曇り
- 【メンバー】単独
コースタイム🕘
- START7:26駐車場スタート
- POINT17:30源蔵山(51m)
- POINT27:50第1休憩所)
- POINT37:57第2休憩所
- POINT48:06下孝子分岐
- POINT58:10南学文字山山頂(212m)
- POINT68:13学文字山山頂(216m)
- POINT78:25下孝子分岐
- POINT88:46下山
- GOAL9:16駐車場ゴール
駐車場はここでいいのかな??
R26から数十m入ると、未舗装の林道に変わる。石投げ地蔵はMAPで見るとまだ先のようです。とりあえず、バイクで入って行きましたが、とてもスクーターで走れる道ではありません。
少し先の道が膨らんでいるところで、バイクを降りてUターンする際に道が坂になってて、体と反対方向にバイクが倒れそうになる。フルパワーでなんとか持ちこたえた💦 登山をする前から冷汗と汗でびっしょりだ。
入口付近に駐車場があったのでココが石投げ地蔵の駐車場だろう。
用意を済ませて出発。
学文字山登山スタート!
まずは源蔵山を目指す
R26から石投げ地蔵へ曲がる角にある道標。
すぐに源蔵山への取りつきがある。右の階段を登って行きます😀
1つ目の階段を登りきると道標がある。道標に従ってまたプラ階段を登って行きます。
源蔵山山頂(51m)
中々、展望が良さそうじゃん!標高51mなので、まったく期待はしていませんでしたが・・・
まだ新しそうです。
なみはや大橋と同じ高さで展望なんて無いと思っていただけに、これだけ見えればOK!正面は六甲山が見えてます。
山肌にびっしりソーラーパネルが設置されている。この先の登山道はソーラーパネルの脇を歩いて行きます。
ソーラーパネルが設置された際に、登山道が作られたのか綺麗で歩きやすい道でした。
深日町駅からの一般的なルートとここで合流
ここで、深日町駅から一般的なルート(右)と合流。学文字山は左の道を進む。
分岐にあった道標。上の案内板はさっき登った源蔵山の案内です。
登山道は整備されており、すごく歩きやすい道だ。
この辺はしばらくソーラーパネル沿いに歩いて行く。
どうも駐車場のことが気になって仕方がない。あの駐車場はもしかして石投げ地蔵とまったく関係がない普通の駐車場かもしれない。多分そんな感じがしてならない。もし、そうだとすると早く下山して移動させなきゃ。
頭上が開放的なルートで気持ちが良い。
白雲台山頂?ヤマップには表示がないピークだな~
が、よく見ると白雲台⇔山頂ってただの道標だった💦 なんや・・・
ソーラーパネルに沿ってどんどん進んで行きます。
右手に一瞬、眺めのいい所があった。多奈川方面だった。
第1休憩所
手作りベンチが1つあっただけ。まだ休憩はいいかな。写真だけ撮って先へ進みます。
第1休憩所からの眺めです。今日は晴れの予報なのに全然、太陽が出てこないやん😭
第2休憩所
第1休憩所から数分歩いたら第2休憩所があった。こちらは展望ナシでした。
第2休憩所の少し先から急登になる。
ここから急登が始まる。急登といっても激坂とまではいかない。
このロープはありがたい。なんせ、落ち葉ですごく滑りやすかったので。
下孝子への分岐
ここを右に行けば、下孝子方面や影見ヶ池を経由して深日町駅へ下れる。
下山は下孝子へ下るので、学文字山へ登った後にまたここへ戻って来ます。学文字山は直進します。
南学文字山山頂(212m)
とくに山名板は見つからなかったが、南学文字山山頂には橘逸勢の墓が見下ろせるポイントって案内板があったので、行ってみました。
学文字山のノボリがある方へ歩いて行く。
矢印のところが橘逸勢の墓みたいだ。
下山したら駐車場までの帰り道にあるので、立ち寄ってみようと思う。
学文字山山頂(216m)
学文字山山頂に到着。
第2休憩所の道標に35分と書かれていましたが、16分で来れました。ここもコースタイムゆるゆるですね。
「文字を学ぶ山」
この山のふもとで、子どもらに仮名や漢字を教える塾のような家があったと考えてもおかしくない。お師匠さんが藤原源蔵清正であったと考えると「源蔵山」、「師匠谷」の地名と「藤原源蔵清正」が、近くの「学文字山」と、ひとつの線でつながってくるのである。
眼下には深日漁港が見えてます。
ジッとしていると寒くなってきたし、駐車場所もすごく気になっているので、下山します。
下孝子の分岐にまた戻って来ました。下孝子・影見ヶ池方面に進みます。
和泉飯盛山(384.5m)も見えました。1番高い鉄塔付近が和泉飯盛山です。
下孝子・影見ヶ池分岐
下山(下孝子)は左ですが、右(影見ヶ池)の鉄塔辺りが展望良さそうなので、ちょっと行ってみます。
多奈川方面の眺めです。
手前のゴルフ場はみさきカントリークラブです。奥には淡路島と明石大橋も薄っすら見えてました。
スマホのズームで粗いですが・・・
南を見ると甲山ちかくの電波塔も見えてます。
下孝子へ下って行きますが、結構、キツイ下りです。落ち葉でズルズルになりながら下ってます😅
下って行くと、開けた場所に出てきた。
あの鉄塔はさっき立ち寄った展望のいい所です。そこから一気に下ってきた。
右を見れば学文字山も見える。
この辺は平坦で歩きやすいところ。近くを走る南海電車の音も大きくなってきた。
無事に下山しました😀
距離は短かったけど、初めての山で楽しかった。
出てきたところはちょうど「孝子ランプ」の前だった。わかりやすい😃
駐車場までR26を歩いて行く。だいたい3㎞ちょいかな?
橘逸勢と孝女あやめの墓所
こちらは父の逸勢のお墓です。線路向こうに娘あやののお墓がある。
線路を渡って反対側へ行く。
こちらが娘のあやののお墓です。これ以上は藪で近寄れない。
ちょっと近寄っただけでこれです💦 スネ毛かよw
駐車場に到着!
せっかくここまで来たので、久し振りに深日港ちかくの長松海岸を走って帰ろうっと。
長松海岸の海沿いの道
大岩
波はそれほど高くないけど、岸壁に打ちつけられた波が道路の方まできていました。波をかぶらないように注意して走ります。
南港から距離にして40㎞ほどだけど、ここまで来ると水も綺麗だ。
長松海岸に寄ってもまだ時間が早いので、久し振りに「犬鳴温泉 山乃湯」へ行こうとナビをセットして走っていると、雨が降り出したので、温泉はやめて自宅へ帰った😭
帰りの道がラッシュの時間も終わって、交通量も少なく気持ちよく走れた🎵 これだからバイク+登山はやめられない😘
最後に・・・
学文字山って変わった名前の山で興味がわき、今回、登って来ました。名前の由来なども知りスッキリ。
今回歩いた登山道に関してはとても整備されていて、藪っぽいところは一切なし。終始、快適に歩けた。ただ、石投げ地蔵から登る際は駐車場の場所が、今回僕が停めた場所でいいのかハッキリわからない。もしかしたら私有地だったのかもしれない💦
深日町駅・深日港駅周辺にコインパーキングがあるかもしれないので、そちらに停めた方が安心かもしれません。もしくは「深日港観光案内所 さんぽるた」で訊いてみてもいいでしょうね。
⚠️R26を歩かれる際には十分気を付けてください。
歩道が無い区間があり、さらに左カーブでドライバーから発見されにくい。信号が無い道路なので、乗用車・トラックがバンバン走ります。トラックでもトレーラーが多く、風圧でよろけます。
なので、この区間を歩くときは車が来ていないか確認して小走りで通過した。確か歩道が無い場所が何ヶ所かあったハズです。特に矢印のところでは白い線より内側(道路)を歩かないと木が邪魔で歩けません。
ここが今回の登山で1番難所だといっても過言ではない💦 歩かれる際には十分気を付けてください。
深日港観光案内所 さんぽるたの地図です。