白谷雲水峡
空港近くのパーキングで車中泊していたら深夜にパトカーが来て職質されゆっくり寝れなかったので白谷雲水峡のパーキングで寝ることにした。小雨のなか車を宮之浦方面に走らせる。宮之浦川の手前を左折して山道を走る。高速道路のような綺麗な道なので走りやすいが途中から道が細くなり普通の山道となっている。
この辺も道路拡張工事をしているのでいずれは白谷雲水峡まで高速道路のような道が出来るんだろうな。白谷雲水峡のパーキングに到着した時には大雨になっていた。他に車は見当たらない。真っ暗なので寝やすい。またシェラフに潜り込んだ。
外が明るくなり時間を見たら6時過ぎだった。いつの間にか車が2台増えていた。僕の目の前のワンボックスから若いカップルがヘッデンして出発。その横のレンタカーの若い単独男性も出発していった。そろそろ僕も用意した。
最高点の標高: 987 m
最低点の標高: -1 m
累積標高(上り): 2293 m
累積標高(下り): -1892 m
- 【山名】 白谷雲水峡
- 【標高】 620m(白谷広場入口)~979m(辻峠)
- 【山行日時】 2012年11月29日
- 【天気】 雨
- 【メンバー】 単独
【飛流おとし】
朝も早いので管理棟も閉まっていたので帰りに入山料を払うことにした。管理棟を過ぎると木製の階段を登って行く。
木製の階段を登って行くと「さつき吊橋」がある。渡らずに直進すると原生林コース。右に行くと弥生杉。この橋を渡ると楠川歩道を通って辻峠へ。
吊橋を渡ったところから本格的な登山道となる。
400年前に敷いた岩なのか!?ここら辺は簡単に400年・1000年・3000年とか次元がちゃいますな~ 41年・・・俺まだカスやな。
【くぐり杉】
別にくぐらんでも行けるけど記念にくぐってみた。なんかそこいらに大木だらけで根っこだけでもその辺の木くらいある。パワーもらって腰治ったらなぁ~ ムリやろな・・・この森でロングブレスみたいに深呼吸したらなんかパワー貰ったような気がした(だけ?)
【白谷山荘】
定員40名の無人小屋 中は広いが1人で泊るには勇気がいるなぁ。ココで1人で寝るくらいなら外でテン泊した方がマシな気がする。水場がある。ここまでで出会った人は3人だけ。
これまたデカイ杉だ。
【七本杉】
推定樹齢:2000年?らしい。
こけむす森に入ってからはこれぞ屋久島!って感じになってきた。撮り方が下手くそでなかなか伝わりませんが神秘的なところでした。
苔・苔・苔・・・一生分の苔を楽しんだ気がする。
苔のところだけ光っているように見えた。
360°見渡す限り苔です。
倒木からは新しい命が・・・杉の赤ちゃん??
かなりデカイんですが写真に撮るとあまり・・・撮り方の問題だな。
【辻峠】
標高979m。ここから太鼓岩(1050m)へ15分ほどで行ける。太鼓岩からの眺めは最高で太忠岳、安房岳、翁岳、栗生岳、宮之浦岳などを望むことが出来る。今日はこんな天気なのでとても景色は見れないだろう。ココで折り返す。
先日新品に取り替えてもらったマムートのレインウェア。ここまで1時間以上大雨の中歩いてきたけど水はちゃんと弾いてるやん♪ 中もまったく濡れていない。
途中で原生林コースの分岐があったけどフェリーの時間があるので余裕がない。来た道を戻ることにする。
さつき吊橋まで戻ってきた。橋の上にいるカッパの青年は北海道から来たそうな。
下山したら管理棟も開いていたので入山料を払った。ココからだと宮之浦港だとすぐそこなんだけどフェリーの時間の問題で安房港のフェリーしかない。安房港でレンタカーを返してフェリーを待つ。なんかドタバタで宮之浦岳も登れず残念な屋久島だったけど、腰が治ったらリベンジしたい。その時はモッチョム岳もSETで行きたいな。