アルコールストーブの作り方

いまさらですがアルコールストーブの作り方です。他のサイトを参考にしながらゴトク部分は一応オリジナルで考えてみました。画像は初めてアルコールストーブを作った時の画像なのでジェット孔は24穴です。上記の画像は2作目なのでジェット孔は12穴にしてみました。永久保存版です

まずは、350mlのビール缶2本用意する。 銘柄は何でもよい

塗装を紙ヤスリで剥がすため中身が入っている方が作業がしやすい

紙ヤスリで塗装を剥ぐ。この場合番手の低いヤスリから倍々の番手のヤスリを使い最後は2000番くらいで仕上げるといい感じ。僕の場合はちょうど倍になるヤスリが無かったので240→600→1000→2000の紙ヤスリを使用。

この形のストーブは3つのパーツで構成される。まずは下のパーツを作るために缶の下から3㎝のところで切断。

今度は上のパーツを作るためにもう1本の缶で同じく缶の下から3㎝のところで切断。同じパーツを2個作る。 切断した缶の上部は中筒としてまた使うので残しておく。

2個のパーツが出来上がり。どちらを下・上にしてもかまわない。上として使う場合は下まで側面が見えてくるのでキレイな方を上のパーツとして使用した方が良い。

上部パーツにジェット孔の穴をあける位置を書いたモノを用意する。24穴なので15°間隔で線を引いていく。 あとは缶底の内側の大きさに丸く切る。コンパスカッターがあれば何かと便利だ。

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線の延長線上に印を書く。コレがジェット孔をあける位置になる。

ジェット孔の穴をすべて書いたら今度は1mm~2mmで穴を開けていく。僕の場合は1.5mmの穴をあけた。  開けたあとはバリをキレイにとる。5mmくらいのキリでバリをとった。表も裏も。

上部パーツの真ん中に穴をあける作業をする。先程の紙のセンターに鉛筆で印をつけそこから内径より1㎝程度狭い穴をあける

ここの穴の大きさで火力?燃費が変わる??よく知らなかったので他のサイトを参考に同じような大きさで穴をあけた。ここでもコンパスカッターを使用して穴をあける。

何度かやっていると裏面に筋が入る。あとはハンマーで叩けばポロっと穴があく。穴があいたらヤスリをかけておく。

上下パーツを切断した際にあまった部分で中筒を制作。幅をまず決める。缶の高さ3㎝+7mm=37mmの幅で切断する。

切断したら丸めて下部パーツの盛り上がった部分に優しく包み込む大きさにする。あとはホッチキスで留めて片方を3か所写真のよな切込みを入れる。アルコールがまわるように。

1号機はホッチキスを使用せずリベットで留めたけどホッチキスの方が簡単です。2号機以降はホッチキス使用。

今度は下部パーツを上部パーツと被せますので同径で被さらないので下部パーツをラジオペンチで折込みを入れる。

コレで3つすべてのパーツが完成!あとは順番に組み込んでいけば完成♬

まずは下部パーツに中筒をセット。(注)中筒の3か所の切込みは必ず下にすること。

上部パーツをかぶせて完成!この時ストーブを振ってカシャカシャ言ううようなら中筒がうまく押さえきれていないので上部パーツをもっと被せる。力任せにやると中筒がグシャっとなるので要注意!!!

グシャっといくと最悪の場合はすべて作り直しとなる。上部パーツをかぶせてカシャカシャ鳴らなければ完成!

アルコールを入れて燃焼試験。プレヒート後に本燃焼したらOK!最後はピカールを使って磨けばキレイになります。慣れれば簡単に作れちゃいます。アルコールはホームセンターや薬局でも入手出来ます。

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