エスビット ポケットストーブ ミリタリー
エスビット ポケットストーブ ミリタリー
登山で使えるのか?これが気になったのはコーヒーを沸かすだけでもストーブ+ガスを持って行くことが面倒だった。これが使えるとなればコーヒーを沸かすだけにしか使わない山行の時には本当に助かる。かなり軽量化・コンパクトになるからだ。腰痛の僕としては少しでも軽量化したい。自宅のベランダで試してみました。
- 場所:自宅
- 標高:12m+6Fなので18m足して約30mとします。
- 気温:21度 無風
まずは箱から出してみた。同じシリーズでこの「ミリタリー」と「スタンダード」の2種類がある。違いと言えば本体はほとんど同じらしい。
燃料のタブレッドがミリタリーは14g×6個入りで防湿ブリスターパックで梱包されてます。スタンダードは4g×20個入りでビニール包装。4gは正直すぐに燃え尽きて使い物にならないような気がする。以下の検証は14g 製品はミリタリーです。
輸入元は株式会社 飯塚カンパニー。箱には日本語の説明が貼り付けられている。製造はドイツ。小型軽量の登山、防災用、折り畳みコンロ。収納サイズ:10×7.7×2.3cm 重量:86g 14g×6tab付 1tab(14g)で15分燃えます。着火力に優れ、煙をたてず、燃えかすを残さず完全に燃え、有毒ガスの発散もないので安心です。上記の赤い部分はパッケージに書かれている言葉をうつしました。
ミリタリーの燃料。 14g×6個
開けて中央部に燃料のタブレットを1個置くだけで完成。開けたフタがゴトクになりますので、のせる形状・大きさによって角度を変えればOK。
タブレット(14g)を中央にセットして。
すぐに着火しますが、ライターよりマッチの方が楽かも。
モンベルチタンカップ450に水を250mlいれてセット。
約2分で白い湯気が少し立ちはじめ、3分で気泡が出てきた。
チタン製のカップに250mlの水を入れて5分27秒で完全沸騰しました。ほとんど平地で気温も21度前後での検証だったので、これが標高が高い場所・更に気温が低いとどうなるか今後も試してみたいと思います。
沸騰後もさらに燃やす続けて9分頃にはもう火力はほとんどない。9分以降は水を沸かすほどの火力はなく、缶詰を温める・保温と言うくらいしか使えない火力。
最後の最後まで燃え続けた。燃えたあとにはまったくカスなど残らず。汚れもティッシュで拭いたけどほとんど汚れがつかない。
1タブレット(14g)は13分28秒だった。標高が高い場所で使えなければ低山のサクッと登る山行に使いたいな。そういう山行の時ほどコーヒーを飲んだり、ラーメン・味噌汁のお湯を沸かしたり簡単な食事が多いので軽量コンパクトなこれがとても重宝する。
僕は急にストーブが壊れた際に困らないように「ポケットストーブ」をザックに必ず入れています。一度ストーブの五徳が展開せず使用不可能になった際に助かったことがあります。