またかよ!石鎚山

今月だけで3回も四国へ行ったよ。もう、病気です。過去2度はガスの石鎚山だった。今回は3度目の正直で快晴の石鎚山へ登るぞ!!!前日の20時15分発のジャンボフェリーで四国へ。午前3時過ぎに到着。フェリーで2時間ほど寝れたのでちょっとマシ。

合計距離: 16.02 km
最高点の標高: 1969 m
最低点の標高: 427 m
累積標高(上り): 2054 m
累積標高(下り): -2055 m
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西之川登山口

始発のロープウェイは午前8時40分なのでまだまだ時間がある。待ち時間を考えたら下から登った方がはやいので下から登る事にした。ロープウェイの駐車場より500m奥に行った西之川登山口へ向かう。駐車場の目の前の階段が登山口。標高430m だ。

標識もシッカリあるんで迷うことなく歩ける。 

階段を登ると廃屋が並んでいる。過去ココに西之川集落があったそうです。棚田の跡と思えるような物など残ってたりする。

庭先をおじゃましながら通ります。すべて廃屋です。

正面のピークは子持ち権現山かなぁ~ いつかは鳥越から連続する鎖場をやっつけなアカンなぁ。 

バリケードの手前を右に進む

分岐

またすぐに分岐がある。まっすぐは刀掛を経て土小屋や夜明峠へ行ける。ここも右に曲がる

ジクザクしながら急な登りがいつまでも続く。眺望はまったくない。ひたすら歩くのみ。

どれくらい登ったんだろうか。まったく平坦な場所もなくただただキツイ登りが続く。

この辺から薄っすら雪が積もってた。気温は0℃だけど寒くは無い。逆に暑いくらいだ。

この辺からロープウェイの合流手前500mほど藪こぎ区間になる。藪こぎと言っても酷くはなく藪をかき分けて進むと言った感じ。 

ロープウェイ道と合流

あれか!あそこが合流地点か!?長かった~ ココまで2時間フラット。標高は1400mだから一気に1000mも登って来た。 

標識には「西之川3.7km」と書いてるけど藪こぎ途中にあった看板では4kmとなってた。どっちが正しいんや??ここから成就を経て山頂まで4.4kmだ。

【成就】

誰もいません。そらそうやな。ロープウェイの始発より早く着いてしまったんやし。

神社の裏手から西条市や来島海峡大橋までも見えます。相変わらず石鎚山はガスの中やん。山頂に着くまでにはガスが取れていると願う。成就からは表参道を歩いて山頂を目指す。

成就から八丁までは標高100mの下りになる。当然、帰り最後の最後で登りとなる。NEWの冬山用手袋で喜ぶ俺。。。「抜群の操作性でストックワークに最適」と書かれてたんで即購入してしまった。アウターシェルは完全防水・冷気もシャットアウト。インナーは薄手のウールニットで保温性抜群。 

実際に使用してみたら気温-5℃がこの日の最低気温でしたが指先までシッカリ温かい。0℃付近なら逆に暑くて外したくなるほどでした。そしてワンハンドアジャスターがとても便利。片手でヒモを引っ張れば袖口が閉まり、タブを引けば袖口が緩む。カメラのシャッターも普通に操作出来る。僕のカメラだと露出補正のダイヤルもグローブを装着しながらでも操作出来るのが非常に助かる。

完全防備で快適な登山なんだけど天気の方がイマイチ。山頂に着くころには頼むからガスが引いてくれよな。3度目の正直やでぇ!

八丁坂鞍部

成就から20分程で八丁に到着。ココからは登りとなる。看板左手の道を下ると西之川(スタート地点)へ下る事が出来る。今日はこのままガスが引かなかったら正月にまた登るのでその時の為に危険個所などをチェックして登る事にした。そう考えたら少し気が楽になって来た。

だんだん雪が多くなってくる。雪はふかふかでグリップも良くアイゼンが無くてもまだ大丈夫。

試しの鎖

この3人衆は鎖を登るみたい。左の人は登山と言うより自転車に乗る時のようなカバンやな。僕は巻き道を進む。

巻き道の途中から前社森岩峰を見上げる。右の裾から登って左へ降りる。

【一軒茶屋】

この小屋で鎖場と合流する。見上げるとさっきの3人が上で騒いでいる。

晴れ間が出てきた!1番手前のピークが前社森岩峰。もうピークには3人の姿が無かった。

ここら辺も雪が多くなると斜面のようになるんだろうな。

樹氷も太陽が差して青い空で初めて綺麗に見える。太陽がなかなか出てこない。

樹氷と霧氷の違いはなんですかぁ?? 知りません。

望遠レンズがあれば斜面の木々を切りとって撮影したい風景。

夜明峠

本来なら正面に石鎚山がデーンと見えるんだけど山頂付近がまたもガスで見えない。ここで10分くらい待ったけどガスが引きそうに無かったのでとりあえず山頂を目指した。

後ろを振り返ると晴れているんだけどな。

鳥居のところまで来たけどやはりガスは引かない。っていうより酷くなってきました。

2の鎖の巻き道も厳冬期はかなりの積雪で危険なんだろうな。

結局ガスが引くことなく山頂に到着。三度目の正直と言うより二度ある事は三度あるやったわ。

石鎚山山頂

残念だけど天気だけはどうしようもない。ちなみに翌日の26日はライブカメラで見る限り最高の天気だったようだ。1日ずらせば良かったと後悔しても遅い。

目の前の天狗岳すら見えません。テンションが下がったので帰りはロープウェイで降りようとしたけど財布を車に忘れてきた。また、同じルートで下山する。

下ったらおばあちゃんが居てパーキング代払ったら「遠いところ来てくれてありがとう」と言ってみかん2個くれた。こう言うのんってすごく嬉しいね。最後の最後で何か気持ち良かった♪ 今度は正月にリベンジするでぇ!