エスパース マキシムナノ

ヘリテイジ エスパース・マキシムナノ 2~3人用

クリスマスと厄払いと言う口実で冬山用品をちょっとまとめて購入してみた。腰が痛くてテントも担げないのに・・・と言う嫁の声を無視して。いま所有しているテントは4年前に購入したアライテントのゴアライズ1(現在Xライズになっている)シングルウォールで小さく設営場所を選ばないのが良かったけどやはり少し小さいと感じていた。

それほど使う頻度が多くないので買い替えはまったく検討していなかったけど心のどこかで2~3人用もしくはもう少しだけでも幅・高さが欲しかった。そんな時、先日の開聞岳の麓のキャンプ場でテン泊した時にポールを1本曲げてしまった。(わざとじゃない)

修理に2週間以上かかると言われ年末に間に合わないやん(汗 ポールだけの注文も同期間かかると言われた。何のために日本製買ったのかわからん。アフターパーツの入手が海外製品に比べて容易なのが日本製のメリットの1つちゃうんかい!と、怒ったところでどうしようも無いので間に合わないなら新しいテント買うことにした。

ちょっともったいない気もしたが広いテントに買い替える理由も出来たな。2発目のテントなのでそこそこ不満点やテント選びに関する知識は前よりあるので失敗の無いように慎重に選びたい。いろいろとネットなどで調べた結果エスパースがいい感じだった。ウィンターもありますが、1人用でサイズもゴアライズとほとんど同じなので却下。マキシムナノ+スーパー内張りのセットにした。

自宅のベランダでテント設営。天候:晴れ 微風。アンダーグランドシートを敷く。コレに関してはいろいろネットでも荷物になる・重くなるなど色々な意見があるけど、個人的にはテントの底面も守れるし撤収時もシートの上で出来るのでテントを汚さないで済むのであった方がいいな。240gくらいなら何か省けそうなモノがあるような。 

アンダーシートの上にテントをひろげ四隅を合わせる。最初の印象は生地が薄っと思ったけど前のゴアライズはゴアテックスだったので少し生地が厚かったんだな。今回はダブルウォールなので生地は薄くてもあまり問題ない。そのぶんテント単体だと軽量化になってるな。

マキスムナノ2-3人用(内張り・ペグ除く)1440gスーパー内張りが350gなので合計1790g。ゴアライズ1(ペグ除く)1550g ちなみに2-3人用は1700g。同じ2-3人用なら90g(内張り込)重たくなる。

いくらゴアと言えどもダブルウォールよりは結露が多いので90gの重さなら結露対策と考えればOKかな。 

ポールをテント角のリングに差し込む。テントを寝かせている状態でポールを通しどちらか一方(2ヶ所)を先にリングに通してからポールを持ち上げ残るポールを差し込んだ方がスムーズに設営できる。

あとはアンダーシートのリングにも通す。

設営完了。あとは内張りを張らなきゃ。

テント内側にフックがあるのでコレを使って内張りをとめていく。この作業を現地でするのは大変なので内張りした状態でテントを畳むのがいいですね。とても手袋した状態でこんな細かい作業できないし、寒いわでイラつくだろうな。 

入口とベンチレーターのモスキーネットは取り外し可能。これで80g軽量化。1710gになった。ゴアライズ2と10g差に。

張綱は非常に細い。2mmしかないが高強度(約100kgf)を維持。単位はわからないが細くても高強度ならOK。 

内張りセット完了。内張りなので若干居住スペースが狭くなるけど問題ない広さだ。斜めでも寝れる快適さ。ベンチレーターも2個付いているので結露も軽減されるかな。内張り天井部分には紐のフックが4ヶ所あり、オプションのハンモックネットを取り付けることも可能。細引きを使って手袋など干したりしたり出来る。

入口は吹き流しが標準装備。ワンタッチで2段式になっている。ファスナーだと凍って開閉できなくなる心配もある。ゴアライズ1と比べてとても大きく感じるがスペースには満足だ。雪山での使用感・結露などまたレポ書きたいと思います。いつになる事やら。

¥48,400 (2021/10/08 22:10時点 | Amazon調べ)