赤井谷 釈迦ヶ岳 

2023年12月14日

合計距離: 12.9 km
最高点の標高: 1782 m
最低点の標高: 1024 m
累積標高(上り): 1238 m
累積標高(下り): -1230 m
Download file: syakaakai2014.gpx
山行データ
  • 【山名】 釈迦ヶ岳
  • 【標高】 1800m
  • 【山行日時】 2014年5月3日
  • 【天気】 晴れのち曇り
  • 【メンバー】 涼さん+S嬢+僕
  • 【歩いた距離】 12,5km

この日は八経ヶ岳すぐ南側の「七面山」へ登り神仙平でのんびりする予定で家を5時に出発。168号線を南下し大塔辺りで左折して林道を進んだ。非常に狭い舗装された林道を進み3つほど集落を越え更に奥へ奥へ・・・

168号線から15㎞ほど入った地点で「この先3㎞路肩決壊」みたいな看板があった。路肩がどの程度壊れているのか?車は通れないほどなのか?ギリギリ通れるほどなのか?とりあえず先へ進むと路肩が決壊地点に。軽自動車なら通れるほどだがパジェロでは到底無理。

これからどうする??

とりあえずションベンや!困ったもんだ他に予定は立てておらず。ここから近いといえば釈迦ヶ岳だ。釈迦ヶ岳は3月に行ったばかりだしな。そうだ!先日お話していた赤井谷から大日岳経由で釈迦ヶ岳へ行こう!ここまで来たんだから帰るのももったいない。

お釈迦様に逢いに行こう!

て、事で狭い走りにくい林道を20㎞かなた先の168号線まで折り返した。

3月に釈迦ヶ岳に行った時は途中で土砂崩れで林道が途中で通れませんでしたがいまではすっかり修復されており土砂崩れの現場がわからないくらいだった。

さすがGWです。駐車場が満タンで何台も路駐している。中には登山口から500m離れた地点まで。駐車場にはトイレもある。非常にキレイでティッシュペーパーも備え付けられていた。単に釈迦ヶ岳往復するならこの時間からでも十分、時間的にOKだけど今日は知らない道から大日岳経由で釈迦ヶ岳なのでどうなるか。

こっちの登山口ってすごく歩きやすいんだけど。前回歩いた1.5km下の登山口と比較したら高速道路のような感じです。

キツイ坂もなくゆっくり登って行く感じ。

P1434

登山口から26分ほどで分岐点のP1434に到着。ここから尾根を南に進む。看板の×の方へ進みます。踏み跡はしっかりついている。

下降出来る場所はどこだ?と探しながら尾根を下って行く。

しばらく下って行くとコルに出た。

ここで地図を開けてコルに出たので青い場所と決めつけるのは早合点。青い場所のコルは尾根を南から南西に方向が変わっている。コルの感覚が広いなど特徴が読み取れる。現地の画像をみてもわかるようにコルは非常に間隔が狭く目の前にピークがある。1434から真っ直ぐ下って方向も変化していない。

高度計がありこまめに校正してやれば昨日のような天気だと大幅には狂わないので赤のコルだと高度計は1350m前後をしめすだろう。ちょうど標高が読み取れやすい場所だ。つまり赤の矢印部分に地形図には現れない標高10m満たない隠れピークがあったということ。本題からズレるのでこの辺で。

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最初はかなりの傾斜でズルズル滑った方がはやい感じだ。

ようやく緩やかになって歩きやすくなる。

苔が綺麗な場所でした。

支沢がいくつか合流して広い沢になる。逆に登りで使う場合は地図、コンパスが無ければわからなくなる。

ワニかトカゲに似てませんか?

コルから1時間ほどで沢に出ました。

赤井谷入渓

水はすごく綺麗。顔を洗ったらひんやりして気持ちよかった♬

バイケイソウ

入渓後すぐに左岸へ渡渉する。

しばらく歩いて右岸へ渡渉する。

あら・・・人工物があるやん。マイナーなコースだと思ってたのにこんなものがあるとは。

シッカリした橋もある。ここからはずっと目印があったので迷うことが無い。夏なら沢を遡行したら楽しそうだろうね。見た感じ大きな滝も無さそうで楽しそう。

完全に手作りの橋です。しっかりしているので怖くは無いですよ。

木の水色の印が深仙ノ宿まで導いてくれます。

また渡渉ポイント。左岸から右岸へ

沢を離れて尾根にのりました。

ゆるい傾斜がだんだんキツクなる。左手上方には古田ノ森の稜線が見えている。

この大きな岩を左から巻いていくと深仙ノ宿はもうすぐです

深仙ノ宿

宿といっても宿泊施設じゃないよw 小屋があるだけです。着いた時にはテントが一張でしたが帰る時には三張に増えていた。風が少し出てきたので小屋の中で食事をする。

ここなら目の前の風景もいいのでテン泊したら気持ちいいだろうな。このテントのオジサンは2日、3日連泊しここをベースにその辺を歩きまわっているそうです。最近定番のおにぎり+味噌汁です。簡単で安い!

食後は大日岳へ。S嬢がお留守番なので小屋にザックをデポして身軽で大日岳へ

左の尖がったのが大日岳。

アップダウンを繰り返し数分で大日岳の直下に到着。

大日岳

あの岩を登るんやな。おもしろそうだ♬

上から岩が落ちてこないかの方が心配だ。それにしてもえらい急やな。特に左側に落ちたら一瞬で楽になれます。

途中まで登ったら鎖があった。そこそこグリップ良い岩なので助かった。

鎖上部から下を見る。高所恐怖症の人は絶対にアカンやろな。それにしてもほとんど垂直って感じだった。登られていない方は一度登ってください!怖い方は巻道へ・・・巻道もちゃんとありました。鎖場上部から少し岩を登れば大日岳山頂に。

巻き道で登った涼さんと合流。もう帰りはええわ。巻道で下る。

大日岳のてっぺんから深仙ノ宿をみる。

小屋に戻って出発の準備。

深仙ノ宿から釈迦ヶ岳へずっと登りが続く。

急がないでいいのでゆっくりマイペースで。S嬢

振り返るとさっき登った大日岳と同じ高さまで登っていた。

前方には釈迦ヶ岳。ズームしたらお釈迦様が見えていた。

古田ノ森方面からの登山道との分岐。山頂まであと200m

釈迦ヶ岳山頂

釈迦ヶ岳登頂!おつかれさまでした。

その前に・・・S嬢の靴が赤井谷へ下る途中にソールがベロンと口をあけた。細引きやテープで何とかここまでまで歩いたもんだ。もう少し頑張れ!!

山頂から下ると千丈平。前回はここでhiroさんがテント設営してくれて食事したなぁ~ 前回は雪だったけど無積雪期だとこんな場所だったんだな。今日はテントが三張。だんだん天気も悪くなり振り向いたら釈迦ヶ岳の山頂もガスの中へ

風もあり風も出てきてかなり寒いです。グローブを忘れたのがイタイ。手が寒い。

あのピークが古田ノ森だ。森って・・・と、S嬢のツッコミが入るw あそこで休憩する。けど止まると寒いので早々に歩き出す。

天気が良ければいい場所なんだけどね。

ふぅ~ やっとP1434の分岐まで帰ってきた。登山口までもうチョイだ。

最後はトレランや!走るS嬢w まだみんな体力残ってたんやな♬

たまたまシャッター押した瞬間が命ポーズみたいに。トレランしたらアッというまに・・・

下山

お疲れさまでした!涼さん・S嬢さんどうもお疲れさまでした。急遽予定変更でしたが行きたかった赤井谷も行けて満足な山行だったね。七面山はまた相談してリベンジしましょう! ありがとうございました★

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