愛知川遡行

2023年12月14日

沖縄・九州地方で猛威を振るった台風8号。週末に沢登りの予定だったので雨がとても心配していましたが大阪はほとんど影響も無くこれといって雨も降った記憶がない。個人的にはこの台風のおかげで遠征が流れてしまい大被害にあいました。そして今回も流れるのか!? 

沢で流されたいけど計画が流れるのはもうゴメンだ!ネットで調べると愛知川(えち)は水量がそこそこ多いので大雨など降った後は激流になっている恐れもありそうだな。とにかく現地へ行ってヤバそうなら断念しよう。

合計距離: 12.3 km
最高点の標高: 631 m
最低点の標高: 325 m
累積標高(上り): 947 m
累積標高(下り): -949 m
Download file: echigawa01.gpx
山行データ
  • 【山名】 愛知川本流
  • 【標高】 入渓地点(470m) 最終地点(560m)
  • 【山行日時】 2014年7月12日
  • 【天気】 晴れ
  • 【メンバー】 涼さん+S嬢+田村君+登山好人
  • 【歩いた距離】 12㎞

鉄のゲート

このゲート前に邪魔にならないスペースがありましたのでそこに車を停めました。道中は薄曇りで時折り青空が出てた。この日の天気は晴れの予報だ。ココから長い林道歩きがはじまる。後で知った事ですが許可をもらえばゲートを開けて車で行けるそうです。どこで許可をいただけるのかは知りません。

早速、先日購入したpatagonia Advocate Stitchを履いてみたよ♬ 感想は・・・やはりアスファルトなど硬い路面を長時間歩いているとソールが薄いので足裏が少し痛くなってくるが我慢できない苦痛じゃない。

途中、林道との分岐。まっすぐ(左の道)を進んで行く

林道歩きはココまで。ココから川へ降りて行く。

ダムに出た。ココで関電の下請けの作業員の方がいた。ゲートのところで少しお話した人達だった。聞けば今から水門を閉めるので水かさが増えるのでココには帰って来れないと・・・確かにこんな広い場所で水かさが増えるとヤバイ。これから先はこの下請け業者の許可をいただき関電施設に入らせてもらって入渓することが出来た。ありがとうございます。

許可を得て堂々とタラップを降りて行く。

同じく、許可を得て堂々とダム上部を歩いて行くw

ダム上部を歩いて右岸に渡ったところから入渓。

雨降りの後でもコレだけの透明度だ。林道歩きで大汗かいたけど1発目の入水はやはり冷たい。

そのうち冷たさにも慣れて気持ちがイイ。

田村君とS嬢。楽しそうに話をしながら♬

ほんでこの方が涼さん。

水量が多くて序盤から結構時間が掛かった。高巻する道を探してみたりしてなんとか進む。

泳ぐパートだ!!去年は初の沢デビュー。その時は千石谷だった。千石谷は泳ぐところもあったりで楽しかった。こちらも入門コースとはいえ、この日は水量・流れもキツクてなかなかボリュームあるコースだった。

気持ちいいので思わず自撮り★

見どころ満載のコースだ。もう少し水量が少ないとキレイな風景だったけどこの日は白い水しぶきがあがっているほど激しく流れ落ちていた。滝の近くだと声も聞こえないほどの爆音だ。

さすがに正面突破は出来ない。出来るヤツおらんやろ。サケくらいか

エメラルドグリーンだ

高みの見物

がんばる田村君!

え~感じや!

この程度なら正面突破出来るw

今日の晩御飯なんやろか・・・と、考えてた時に涼さんに盗撮された。

浮かんで気持ちよさげな田村君。強制連行中のS嬢

今日の目的地の天狗滝までもう少し!このゴルジュを過ぎれば目と鼻の先だったが・・・

激しい水流に両方の岩には手がかりもほとんどない。もちろん足も届かないので体も安定しない。第一関節だけがかろうじて掛かる手がかりを探して進んで行くと水中に岩が出ており立つことが出来た。その先はまた足場がなくなり水流は激しくなる。泳いでも泳いでも水流で押し戻される。そして流されていく・・・

気を取り直し足場のある場所から少し進み反対側(右岸)を見ると水流がほとんどない。反対側に勢いつけて渡るとそのまま少し泳いで上陸できた。最後の最後でホンマに疲れた。 続いて田村君も突破!写真は足場があるところで撮影。 

赤い矢印のように進んだ青い矢印は水流。涼さんはS嬢を連れて2人で突破するにはかなり難しいようだ。確かに1人でも大変だった。とにかく2人が見える位置まで上がってみるとやはり立ち往生している。声がまったく届かないので○×のジェスチャーで合図を送ったらS嬢が×と合図を送ってきたのでココで断念。引き返すことにした。 

少し下流方向に進むと登山道があった。地図で見る限り林道へと続いている。しばらくは沢と並行している登山道だが途中から沢と離れて登りが続く。

沢歩きの後の登山道はなんて歩きやすいんだ!

もうすぐで林道って時に上からポタってなんか落ちて来たけどこの時は何も気にせず林道を目指して登って行く。

林道到着!!ココからまた長ーい林道歩きが残っています。着替えをしてたら涼さんが大きな声で・・・

うわ~っ!!! ヒルやんけ!

涼さんの靴にヒルがくっついていた。更にS嬢の手首にも!更にさらにS嬢の脇腹にも!!本人はかなり冷静だったのがビックリだ。まだくらいついてすぐだったので剥がれたけどキモイ。最後の登山道でくっついたんだろうな。

この時、僕が先頭で涼さん→S嬢→田村君の順番で歩いていた。よく言う2番・3番がヤバイってほんまやったんやな。僕も田村君も被害なし。先頭でよかったよ♬ とにかくみんなでヒルチェックして居ないことを確認して下山開始! 

1時間ほど林道を歩いてようやくゲートに到着。林道の後半で歩きながらすごい睡魔に襲われた。帰りの運転もマジでヤバかった。

帰宅するといつ寝たのかわからないまま翌日の昼前まで寝てた。本格的な沢は装備やらまたそれなりの知識なども要するので入門コースの沢遊び程度が1番今はオモシロい。これからまだまだ沢のシーズンが始まったばかり。楽しむぞ!

*8年目のガーミンGPSが水没して電源が入りません

パッキンは交換してなかったのが原因か?バラしてみましたがネジ1本が完全にバカになってた。ココから水が浸水したのかな?内部は少し水が入っていた。修理に出しても水没なら費用の事を考えたら買い直した方が安いかも。

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