晴れなのに雨山

合計距離: 8.82 km
最高点の標高: 306 m
最低点の標高: 70 m
累積標高(上り): 688 m
累積標高(下り): -693 m
Download file: ameyama.gpx
山行データ
  • 【山名】 雨山
  • 【標高】 312m
  • 【山行日時】 2015年4月4日
  • 【天気】 晴れ
  • 【メンバー】 単独
  • 【歩いた距離】 8.8km

雨山を知ったのはちょうど去年の今頃に紀泉アルプスに行った帰り阪和道から見た雨山だった。この時は雨山はまったく知らず車窓から露岩でオモシロそうな道っぽいのが見えた。帰宅後すぐに調べたら雨山という事がわかり、すぐにでも登りに行きたかったんだけど行動に移すまで1年掛かりました。

大阪府熊取町にある雨山。自宅から高速で40分距離。金剛山へ行くより速いです。標高はたったの312mで真正面に見えるANAゲートタワーとほとんど同じ高さなんですよね。でも、標高に関わらず歩いていて楽しいコースでした。登山道のほとんどの区間が頭上に遮るものが無いので真夏だと大変だと思います。今回歩いたコースは水場も見当たりませんでした。

車は永楽ダムのパーキングに停めた。普段は無料のパーキングだそうですが今は「永楽桜まつり」を開催しておりまつり開催期間中は1日/500円のパーキング代を徴収される。桜まつりお花見期間は3月38日~4月5日まで。満開の桜の下を永楽ダムの方へ歩いて行く。

ダムの上を歩いて渡りきって右に曲がる。

登山口

少し歩くと東コースの登山口がある。今日はここから登って永楽池に下って西コース歩いて雨山へ。雨山からは岩稜ルートで下山。舗装道を歩いて永楽ダムへ戻るコースだ。

いきなりの急登で汗が絶え間なく吹き出る。

永楽ダムを見下ろせるところに出た。正面にはANAゲートタワーと関空が見える。肉眼ではその奥に明石大橋、六甲山まで見えた。

展望台が見えた。汗が目に入って痛いです。

ここを右に曲がれば展望台です。

ゆっくり涼めると思ったら賑やかでした。急にウ○チがしたくなった。でも、ティッシュがないねん。どうする・・・とりあえず我慢した。

展望台から永楽ダムを見下ろす。

ノンビリしているほど下半身に余裕がないので早々に出発した。

反対側(東)の山は雲が多い。

緊急の場合に備えて場所を探しながら歩いていたんだけど気持ちいコースだったのでいつの間にか引っ込んでしまった。良かったよ。

どこでもこんな展望が拝めるコース。

展望台を振り返る。

稜線はほとんどこんな感じ。

東コースは直進する。

最高です★

その辺の何チャラアルプスより数百倍おもしろい。

眼下には東コース終点の永楽池が見える。途中から樹林帯に入る。

東コース終了

ここを右に曲がり池の横をしばらく歩くと西コースの取り付きがある。

西コース

西コースもいきなり急登だけどそれほど長くはない。西コースからストックを出したけどストックあるとやっぱ楽チンだ。

前方のピークが雨山じゃないですよ。雨山は前方のピークを越えてまだ先になります。

正面のピークはウ○チをもよおした展望台です。左下は永楽ダム。

展望のいい砂地のところで虫もいないのでザックを降ろして大休憩。

コレを登ると尾根分岐のところ。

分岐を過ぎるとこんな標識が。ここは山頂? 山頂のフインキまったくないんだけど。レスキューポイントか何かの名称なのかな? 

ほんまこの時期に来て正解だったよ。この時期を逃すと冬まで来れなかったかも。真夏でこの道は厳しいから・・・

歩いて来た道を振り返る。

ええ風景なんやけど鉄塔が邪魔だよな。

山頂までもう少し!

月見亭

ベンチ以外に特に何もない。ここは登りの道とピークを巻くような道がある。登りの道を選びましたが少し先で合流しその先が山頂なのでどちらを選んでも同じです。ピークを巻くと下の画像の場所に行かないだけです。

月見亭から登りの道を進むと「千畳敷跡」と書かれた場所に出た。ここを少し下ると月見亭からピークを巻く道と合流。

千畳敷跡の目の前が雨山山頂だ。

雨山山頂

ぐるぐる三角点を探してみたけど無かった。

山頂には展望が無かったけど小屋の裏へまわると展望がありました。

西の方向の展望のみ見える。正面は関空。夕陽がキレイに見えそうですね。さて、あまり長居する事もなさそうなので早々に下山する。

井戸跡

井戸の中を見る勇気がありませんでした。

下山は岩稜ルートなのでココは直進する。

やっぱ岩稜ルートにして良かったよ。ほんま気持ちいいわ。

ここを下って行っても行けそうな感じ。今日はそんな冒険せずに岩稜の正規ルートで下山する。

さて、どこで飯食おうか。このままドンドン下っちゃうと下山してしまうやん。

正面に小富士山が見える。正面の尖がった山。時間もあるので登ろうと思えば登れたけど何か登る意味あるのかわからなくなってきたのでヤメタ。 

正面の鉄塔の少し手前の展望のいい場所で食事にした。

五徳が展開できないトラブル発生。力任せに展開したら壊れそうな感じだったのでヤメタ。

こんな事もあろうかとファーストエイドキットの中にコイツを常備していて良かったよ。

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今日は風が無いのでこれでOKだけど風がある場合はアルミホイールをコの字にしてコの字の立ち上がった方を画像の手前と奥になるようにセットしてその上に固形燃料を置けば少しは風除けになるよ。 暑いので食べる気は無かったけど食べ始めると食べれるもんですね。さすがに食後の熱いコーヒーはやめました。

鉄塔を過ぎるとチェーンの柵が出てきた。

チェーンが終わると樹林帯に入りプラ階段が出てくる。このプラ階段がかなり急なので慎重に下った。下るだけでも汗が出る。

下山

ここを右に曲がります。

阪和道の下をくぐると終わりです。ここからはまた長ーい舗装道を歩いて永楽ダムのパーキングまで帰ります。

歩くこと40分。ようやくパーキングに到着。桜も満開です。明日は雨の予報。明日の雨でほとんど散ってしまうかもしれないですね。最後に満開の桜を見れて良かった。

最後の舗装道の歩きはオモシロくないけどこのコースなかなかおススメです。真夏はおススメ出来ませんが、この時期や秋はおススメです。