泉州小富士山へ登ってきた

登山道から見た小富士山

やっぱ、休みのたびに急に生活リズムを変えるのはしんどい。普段は午前4時、5時に寝る生活なので、それを休みの日に山行だからと云って午後11時や午前0時に就寝するのは目がギンギンでまったくムリ。

グループ登山の場合だとほぼ徹夜状態で行きますが、ソロの場合だとすぐに「ヤメタ!」や寝坊となってしまう。前回も寝坊で今回はもう起きれませんでしたw 起きたのは午前9時という事もあり久々にツーリングに行こうかと考えたけだけど、体を動かしたいので今回も近場でサクッと登れる山へ行って来ました。

ちょうど土曜日の夜にYouTubeのホーム画面に「へっぽこ登山」さんの小富士山の動画が載っていたので、観ていると周回コースで歩けるみたいだし、山行時間も2時間ほどでまわっている方が多いので、昼からでも全然OKやん。9年前に雨山に登った時から小富士山も気にはなっていましたが、マイナーな山だから藪山なんだろうな~と、思っていたけどへっぽこ登山さんの動画を観ると意外にも歩きやすそうな道だったので、早速行って来ました。

今回は高速道路をバイクで走りたかったのもありますし、時短の為に阪和道を使って行きました。250㏄のスクーターでも十分高速道路は走れます。100㎞巡行も楽チン🎵 その気になればもっとスピードは出ますがね😅100㎞巡行でも音は静かで振動も皆無です。どこまでも走って行けそうですが高速料金が気になるので、帰りに山を越えて京奈和自動車道(無料)を思う存分走り倒して帰りますw

山行データ+GPSログ

合計距離: 2.35 km
最高点の標高: 242 m
最低点の標高: 83 m
累積標高(上り): 198 m
累積標高(下り): -197 m
Download file: 20240204泉佐野市.gpx
山行データ
  • 【山名】小富士山
  • 【標高】259.4m
  • 【山行日時】2024年2月4日
  • 【天気】曇り
  • 【メンバー】単独

コースタイム

山行時間 1時間02分 距離2.35㎞
  • START
    12:35
    水吞地蔵駐車場
  • POINT1
    12:45
    階段終了山道へ
  • POINT2
    12:50
    一つ目のピーク
  • POINT3
    12:56
    小富士山山頂
  • POINT4
    13:18
    巨木
  • POINT5
    13:19
    岩場
  • POINT6
    13:23
    車道に出る
  • GOAL
    13:37
    水吞地蔵駐車場(下山)

駐車場(水吞地蔵駐車場)

今回は水吞地蔵様の駐車場に駐めさせていただきます。登山道は境内から続いています。

軽四の横のスペースに駐めさせていただきました。ちなみに黒いワンボックスも登山者の車でした。

駐車場横には綺麗なトイレもあります。

泉佐野駅から南海バス犬鳴山ゆき「水吞地蔵」下車すぐです。所要時間は22分 運賃は400円(2024年2月現在)

登山スタート

水吞地蔵駐車場~小富士山山頂

途中のコンビニで昼飯用におにぎり2つと奮発してモンエナ買ってシート下のラケッジボックスに入れていたんだけど、シート下の出っ張りに缶が押しつぶされていてシートを開けるとザックがビショビショになっていた。当然、袋の中のおにぎりは水没状態に😱 あ~ぁ、これで昼飯と水分は無しです。缶コーヒーは潰されていなかったんで缶コーヒーだけ持って出発ですw

駐車場横の階段からスタート!

参拝者さんだろうか。親子が階段に積もった落ち葉を綺麗に掃除してくれていた。

鳥居には”だんじり吉兵衛さん”と書かれていた。ここまでかなり階段を登ってきた。この先すぐのところで山道となる。

階段を登りだしてちょうど10分で階段終了。これでやっと山道を歩ける😀

小富士山にはこの標識が多い。すごく小さな標識なので見逃さないように😜

山道になってすぐに左へまわり込むといきなりの急登だ。前夜の雨?雪?でとても滑りやすい。まぁ~急な階段を10分登ったので、準備運動は完了しているので一気に登っちゃいます。

途中、へっぽこ登山さんが歩かれた少し危険なトラバース道を歩かず、直登気味に登って行くと一つ目のピークが見えてきました。

ピークからは正面に雨山が見えます。矢印の鉄塔のところで昼めしを食べたな~ 懐かしいです。

山の上に建っているのはハイランドパーク粉河の展望台かな??知らんけど。

ココから一旦下って小富士山へ向かいます。

シダが多くなってきましたが、この程度なので問題ナシです。

小富士山山頂に到着!アッという間でしたw

山頂はこんな広さです。奥へも道が続いているので、座ってご飯を食べていると邪魔になる広さでした。

山頂から見た”稲倉池” 貯水量がめちゃくちゃ少ない感じがします。

稲倉池は日根野の山間にある溜池。1942(昭和17)年、旧佐野飛行場建設のために多くの溜池や用水路がこわされ、水不足の心配がおこった時、稲倉池用水パイプラインとともに樫井川の支流稲倉川をダムでせきとめて築造に着手されました。しかし第二次世界大戦が激しくなるにつれ資材や労力は不足し、またその後は戦後の混乱もあって事業は一時中止となってしまいました。1950(昭和25)年になってようやく本格的な工事が再開され、1957(昭和32)年に完成しました。そして1993(平成5)年の改修工事で貯水量も増え、いっそう安定した供給が可能になりました。 貯水は、樫井川の青池谷井堰(いぜき)からの取水と直接集水地域からの流入でまかなっています。市内最大の規模を誇るかん漑用の溜池として、多くの小池に稲倉池用水パイプラインを通じて水を供給するとともに、近年では上水道の水源池としても活用されています。 出典:泉佐野市立図書館 いずみさのなんでも百科

山頂からは関空、淡路島、六甲山、明石大橋まで見渡せれます。

もっと天気がいい日だと、もしかすると四国の剣山までも見えてたかも知れませんね。

小富士山山頂~車道(下山)

山頂からの下りは急なうえに砂地なのでスリップ注意です。しかしいい眺めです。小富士山はコンパクトな山ですが、ご当地アルプスに認定したくなる山ですね😀

この先歩く尾根も俯瞰できるのがいいですね🎵 左に見えている鉄塔の方まで歩いて行きます。

樹林帯に入っても蜘蛛の巣も無く快適に歩けます。

イノシシのお風呂場もありました。

振り返ると小富士山が見えました。雨山から見る小富士山が1番綺麗かも。

山頂からの下山ルートは展望も良く、適度なアップダウンでイイ感じの道です。

ここは分岐になっており、右は稲倉池方面に行くのかな?ここは左へ進みます。

分岐以降はシダも多くなり道標も無いところが多く、周囲をよく見れば道が何となくわかる程度でした。

まわりの木と比べてひときわ存在感のある大きな木がありました。

鉄塔手前で急に岩場が出てきました。短いですがそれなりに楽しめました。

鉄塔の手前で尾根を外れて下って行くとプラ階段が出てきた。プラ階段を下ると車道に出る梯子があった。登りだしてから1時間も経ってないやん・・・😱 2時間ちょい見ていたのでこの後どないしょ?

車道から降りてきた登山口を撮影。

車道を歩いているとヤギがいました。毛がボロボロやん。人間に慣れているのか近くに行くと寄ってきます。

とりあえず水吞地蔵に到着!疲れてないけどお疲れさん。あまりに山行が早く終わってしまったので、直に帰らずに和泉山地を越えて紀の川から京奈和道でも走って帰ることにしました。

ジェットコースター道

途中、神通温泉でひとっ風呂浴びて帰ろうかどうか悩みながら走っていたら神通温泉を通り越してしまいました😣 汗もかいてないし戻るのも面倒なので、そのまま走ると紀ノ川広域農道で出た。この少し先に”ジェットコースター道”で有名なところがあるので、走ってみました。

ほぉ~こうして見ると中々のジェットコースターやんw 実際に走るとそこまでジェットコースター感は無いけどね。紀ノ川東ICから五條北ICまでの34㎞の無料高速を堪能して帰りました。余裕ある走りで楽チンでした🎵

最後に・・・

最近は山行距離の少ない山行が続いています😭 と、云うのも起きれないんです!予定では色々行きたい山が多いんですが・・・

今回の小富士山は9年前に雨山に登った時から気になっていましたが、マイナーそうで藪ってそ~、短い距離をピストンで登るのもね~と考えてたら9年も経っちゃいました。今回、へっぽこ登山さんの動画を観ていなかったら登るまでもっと月日が経っていたでしょう。周回しても2㎞弱ですが、急登あり、眺めヨシ、岩場ありでコンパクトな山の中にギュッと詰め込まれた楽しい山でした。

まぁ~山行は短かったですが、バイクで高速を走ったり遠回りをして帰ったりと充実した休日となりました🎵